2023年09月25日
9:30〜11:30 書評分科会
書評分科会 ジェンダー GJ301
座長: 木村牧郎(名古屋経済大学)
1.秃 あや美(跡見学園女子大学)
『雇用形態間格差の制度分析 : ジェンダー視角からの分業と秩序の形成史』 (ミネルヴァ書房)
評者:今井 順(上智大学)
2.宮下 さおり(名古屋市立大学)
『家族経営の労働分析 : 中小企業における家父長制の構造とジェンダー』(ミネルヴァ書房)
評者:粕谷 美砂子(昭和女子大学)
3.堀川祐里(新潟国際情報大学)
『戦時期日本の働く女たち――ジェンダー平等な労働環境を目指して』(晃洋書房)
評者:石井 香江(同志社大学)
書評分科会 福祉研究 GJ401
座長: 佐橋 克彦(北星学園大学)
1.金谷 信子(広島市立大学)
『介護サービスと市場原理―効率化・質と市民社会のジレンマ』(大阪大学出版会)
評者:高橋 幸裕(尚美学園大学)
2.全 泓奎(大阪公立大学)
『貧困と排除に立ち向かうアクションリサーチ―韓国・日本・台湾・香港の経験を研究につなぐ』 (明石書店)
評者:金子 充(明治学院大学)
3.岡本 祥浩(中京大学)『居住困窮の創出過程と居住福祉』(東信堂)
評者:所 道彦(大阪公立大学)
書評分科会 労働 GJ402
座長: 渡部 あさみ(岩手大学)
1.市原 博(獨協大学)
『近代日本の技術者と人材形成・人事管理』(日本経済評論社)
評者:鈴木 誠(長野大学)
2.青木 宏之(香川大学)
『日本の経営・労働システム―鉄鋼業における歴史的展開』(ナカニシヤ出版)
評者:梅崎 修(法政大学)
3.朝日 吉太郎(鹿児島国際大学)
『現代資本主義と資本・賃労働関係』(文理閣)
評者:石塚 史樹(明治大学)
書評分科会 福祉国家 GJ403
座長: 佐々木 貴雄(日本社会事業大学)
1.金成 垣(東京大学)『韓国福祉国家の挑戦』(明石書店)
評者:金 明中(ニッセイ基礎研究所)
2.小野 太一(政策研究大学院大学)
『戦後日本社会保障の形成 : 社会保障制度審議会と有識者委員の群像』(東京大学出版会)
評者:中尾 友紀(日本女子大学)
3.島内 高太(拓殖大学)
『企業内訓練校の教育システム-連携と共育による中核技能者育成』(晃洋書房)
評者:谷中 善典(埼玉大学・院生)
12:50~17:00 共通論題
「ケアをする権利・しない権利:脱・義務的家族介護を目指して」 清心館 SE401
座長:埋橋 孝文(同志社大学・名誉教授)<報告ファイル>
第1報告:ケアの義務の国際比較 ―日・仏・スウェーデンの育児・介護から
牧 陽子(上智大学) <報告ファイル>
第2報告:ダブルケアをめぐる優先順位と選択-量的・質的調査から考える
相馬 直子(横浜国立大学) <報告ファイル>
第3報告:「参加・協働型ケア」の構想とケアワークの評価 :フェミニズム・ケア論における市場化批判から考える
山根 純佳(実践女子大学) <報告ファイル>
第4報告:ケアされる側の論理を検証する ―障害者の自立生活運動を対象として―
廣野 俊輔(同志社大学) <報告ファイル>
ディスカッション・総括
2023年09月25日
9:30〜11:30 テーマ別分科会・自由論題
テーマ別分科会 ① GJ403
アジアの少子化と少子化対策〔アジア部会、国際交流委員会〕
座長: 松江 暁子(国際医療福祉大学)
コーディネーター: 朱 珉(千葉商科大学)
予定討論者: 小島克久(国立社会保障・人口問題研究所)
1.日本と東アジアの少子化要因
溝口 由己(新潟大学・非会員) <報告ファイル>
2.韓国における少子化対策の方向性と未来戦略
金 英美(大統領直属低出産高齢社会委員会・非会員) <報告ファイル>
3.中国における少子化の特徴と対策
張 継元(華東師範大学・非会員) <報告ファイル>
自由論題【A】 地域福祉 GJ301
座長: 田中 聡子(県立広島大学)
1.社会福祉法人の「地域における公益的な取組」の展開に必要とされる要因
−理事長を対象としたインタビュー調査よりー
柏木 綾(同志社大学・院生) <報告ファイル>
2.サポステの地域事例と若者のアクティブ・インクルージョン
大村 和正(立命館大学) <報告ファイル>
3.まちづくりの主体の変化にみる公助と共助のバランス
―複合的な課題をかかえた近畿地方のある地域を例にして―
森 瑞季(大阪公立大学) <報告ファイル>
自由論題【B】 労働組合 GJ401
座長: 金井 郁(埼玉大学)
1.プラットフォーマーはなぜ労使交渉に積極的だったのか
-韓国初の「社会協約」に関する事例研究
金 淏垣(一橋大学・院生) <報告ファイル>
2.ゼネラルユニオンにおける苦情処理制度
橋口 昌治(大谷大学) <報告ファイル>
3.2010 年代以降の労働市場改革における政策形成過程の変容
-労働組合は存在意義を失ったか?
渡辺 宏彰(立命館大学) <報告ファイル>
11:30~12:50 昼休み
12:50~14:50 テーマ別分科会・自由論題
テーマ別分科会 ② GJ401
生活を支える制度の実施過程からみる課題 〔一般〕
座長・コーディネーター: 黒田有志弥(国立社会保障・人口問題研究所)
予定討論者: 所 道彦(大阪公立大学)
1.地域包括ケアを通じた高齢者の生活支援に関する政策の変遷
白瀬 由美香(一橋大学) <報告ファイル>
2.生活困窮者自立支援制度の実施過程の生む多様性について
畑本 裕介(同志社大学) <報告ファイル>
3.児童虐待防止に係る政策形成の過程と運用の実態
黒田 有志弥(国立社会保障・人口問題研究所) <報告ファイル>
4.居住を含む生活を支える政策における調整・連携の課題
泉田 信行(国立社会保障・人口問題研究所) <報告ファイル>
テーマ別分科会 ③ GJ402
「奥のコンロに置く」のをやめて―大阪府立高校通信制課程の政策変容と現在の実践― 〔一般〕
座長: 長松 奈美江(関西学院大学)
コーディネーター: 御旅屋 達(立命館大学)
1.1990 年代以降の大阪府立高校政策における通信制課程
――インクリメンタリズムの構造――
筒井 美紀(法政大学) <報告ファイル>
2.公立通信制高校の就職支援の課題と展望
田中 真秀(大阪教育大学)・居神 浩(神戸国際大学) <報告ファイル>
3.地域は高卒生の就労をいかに支えられるか
御旅屋 達(立命館大学) <報告ファイル>
テーマ別分科会 ④ GJ403
障害者の雇用就労支援システムの現状 〔非定型労働部会〕
座長・コーディネーター: 髙野 剛(立命館大学)
予定討論者: 渡邊 幸良(同朋大学)
1.障害者就労継続支援A 型事業所の経営実態の分析
金谷 信子(広島市立大学)・冨田 哲治(県立広島大学) <報告ファイル>
2.地方における障害者就労支援の現状
江本 純子(県立広島大学)・冨田 哲治(県立広島大学)・金谷 信子(広島市立大学) <報告ファイル>
自由論題 【C】 ジェンダー GJ301
座長: 浅野 和也(三重短期大学)
1.女性のワークライフバランスがもたらす長期的な影響について
内藤 朋枝(成蹊大学) <報告ファイル>
2.スウェーデンの男女賃金格差と賃金マッピングの実際
-労働組合の同一労働同一賃金政策の観点から―
岸田 未来(立命館大学) <報告ファイル1> <報告ファイル2>
3.プラットフォーム経済におけるジェンダー格差:韓国調査データを用いた分析
金 埈永(韓国雇用情報院) <報告ファイル>
自由論題 【D】 労働2 GJ307
座長: 久本 貴志(福岡教育大学)
1.ポリテクセンターによる失業者への離職者訓練
霜永 智弘(同志社大学・院生) <報告ファイル>
2.既婚女性の再就職のタイミングのコーホート比較
聶 逸君(日本女子大学・院生) <報告ファイル>
3.新型コロナウイルス感染症に係る労災認定の状況と課題
高橋 義明(明海大学)・崎坂 香屋子(開智国際大学・非会員) <報告ファイル>
自由論題 【E】 貧困 GJ308
座長: 山村 りつ(日本大学)
1.生活保護率の地域差の要因分析
加藤 穂高(福島大学) <報告ファイル>
2.ホームレス研究の系譜に関する継承性―「統合論」と「解放論」の再検討―
孫 宜燮(一橋大学・院生) <報告ファイル>
3.東京都特別区における住居のない者に対応する支援システムと地域間移動
河西 奈緒(国立社会保障・人口問題研究所)・村上 小百合(大阪公立大学・院生) <報告ファイル>
15:00~17:00 テーマ別分科会・自由論題
テーマ別分科会 ⑤ GJ402
子どもの生活困難の量的分析 〔一般〕
座長・コーディネーター: 阿部 彩(東京都立大学)
1.コロナ禍前後の子どもの生活困難の比較
阿部 彩(東京都立大学) <報告ファイル>
2.子どもの所有物の欠如といじめ被害の関連に関する実証分析
梶原 豪人(福山平成大学) <報告ファイル>
3.ヤングケアラーに関連する要因について
堀口 涼子(東京都立大学・非会員) <報告ファイル>
4.東京における子育て空間の素描
栗原 和樹(東京都立大学・非会員) <報告ファイル>
テーマ別分科会 ⑥ GJ403
コロナ危機後の欧州福祉レジームの行方 〔社会的排除/包摂部会〕
座長・コーディネーター: 亀山 俊朗(中京大学)
1.コロナ危機とウクライナ戦争にともなうEU の転換
――強固な社会的次元をともなう財政連邦制は可能なのか?――
中村 健吾(大阪公立大学・非会員) <報告ファイル>
2.コロナ禍を経たイタリアの若者の移行期支援政策の動向
土岐 智賀子(開志専門職大学) <報告ファイル>
3.ドイツにおける公的扶助改革とコロナ・パンデミック
嵯峨 嘉子(大阪公立大学) <報告ファイル>
4.コロナ危機下におけるデンマークの雇用・社会保障と非典型雇用
嶋内 健(立命館大学) <報告ファイル>
自由論題 【F】 労働1 GJ301
座長: 吉村 臨兵(愛知学院大学)
1.プラットフォームワーカーの報酬体系とその構造
―フードデリバリーワーカー間の報酬差は何によってもたらされるのか?―
柴田 徹平(岩手県立大学) <報告ファイル>
2.非正規雇用の就業状況と労働環境の変化の諸要因について
高橋 勇介(愛媛大学) <報告ファイル>
3.多様な勤務スケジュールと労働者のウェルビーング:インターネット調査に基づく実証分析
藤井 麻由(北海道教育大学) <報告ファイル>
自由論題 【G】 福祉1 GJ307
座長: 尾玉剛士(獨協大学)
1.社会保障財源の国際比較-EU 基準を用いた分析
竹沢 純子(国立社会保障・人口問題研究所)<報告ファイル>
2.児童虐待発生確率に対する現金給付の効果-JACSIS 調査データを用いた計量分析
赤城 拓(京都大学・院生) <報告ファイル>
3.日本における現実的ベーシックインカム導入への一提案
山中 鹿次(NPO 法人近畿地域活性ネットワーク) <報告ファイル>
自由論題 【H】 福祉2 GJ308
座長: 遠藤希和子 (金城学院大学)
1.ドイツにおける「子どもの貧困」への視点:「家庭と仕事の両立」言説とシングルペアレント
松本 尚子(無所属) <報告ファイル>
2.戦後イギリス福祉国家体制における包括的歯科医療サービスの形成過程について
梅垣 宏嗣(南山大学) <報告ファイル>
3.無知のヴェールは、損失の文脈におけるリスクについての概念にすぎないか?
齋藤 立滋(大阪産業大学) <報告ファイル>
17:10〜18:10 臨時総会 以学館 IG402
18:20〜 懇親会 以学館地下多目的ホール
2023年09月07日
10月7・8日に開催される第147回大会のプログラムです。
なお、郵送でお送りしているものと次の2点が異なっておりますので、ご注意ください。
①フルペーパー閲覧パスワードが掲載されている頁は削除してあります。
フルペーパーの閲覧には、郵送でお送りしたプログラムの5頁をご参照ください。
②プログラムに以下の通り誤植がありました(※HP掲載版は修正済です)。
11頁の書評分科会・労働の3冊目、朝日吉太郎会員の著書の出版社名
誤)旬報社→ 正)文理閣
以上、ご参照の際にはご注意ください。
秋季企画委員長 山村りつ(日本大学)