代表幹事挨拶

代表幹事挨拶

2020-2022年期

代表幹事就任にあたって

代表幹事 石井 まこと

 

 

私は、新しく発足した幹事会の互選のもと、2022年の春季大会まで学会運営をとりまとめることになりました。社会政策学会戦後再建から数えて36番目の代表幹事として任にあたります。この場をお借りし、ご挨拶申し上げます。

ところで、われわれ会員の多くが所属する大学は、真実を見極めようとする研究者にとって、ややもすると疲弊する組織になってきており、若手研究者を育成する余裕や活力が失われているように見えます。予算と人が減らされ、教授会で合議して決定する仕組みも骨抜きにされるなかでの「大学改革」は、教育研究の発展に暗い影を投げかけています。

そうしたなかで学会は、「大学改革」に振り回されずに、自由闊達な議論と鋭く多様な視点で社会問題を切り取り続けていく意欲を奮い起こさせるコミュニティであり続けることが今求められていると痛感しております。

そのために、特に若手・中堅研究者が学会に愛着を持ち、学会の人脈を活用して研究活動に活かしていけるよう、美味しい料理やお酒とともに、大いに研究談議が盛り上がる学会運営ができればと考えています。現在COVID-19下で会員が集まることに制約がかかっていますが、われわれ今期幹事会では、この時期においても学会活動を継続して、これまで育まれてきた学会の叡智を次につないでく役割を担っていると考えています。

「学会活動をとめない」を旗印に、時代や社会の変化を的確にとらえる研究を進め、次代の社会政策を創る院生・若手研究者の支援をする活動に取り組んで参ります。

また、幹事は学会員の多くの信任によって成り立っています。次期幹事選挙にむけて、学会への参加とともに、幹事選挙にも参加を促すように考えていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

202061