社会的排除/包摂部会

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次回大会:第148回(2024年春季)大会
会場:慶應義塾大学三田キャンパス
2024年5月18・19日

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第148回大会プログラム(PDF版)

次々回大会:第149回(2024年秋季)大会
会場:大分大学旦野原キャンパス(経済学部)
2024年10月19・20日

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社会的排除/包摂部会

世話人:福原 宏幸 (大阪市立大学) hiro6660123[at]gmail.com
※メールアドレスの[at]は@に書き直してください。

(1)部会の目的

1980年代から90年代にかけて、欧州で社会的排除/包摂概念が登場しました。その背景には、これまでの福祉国家そして社会政策では対応できない新たな社会的リスクが登場したことにあります。そうしたリスクに共通するのは、社会的つながりの希薄化であり、社会の構成員としての役割やアイデンティティをつくり出す実践や権利からの排除でした。こうした問題への対応策は社会的包摂と総称され、新たな福祉レジームそして社会政策の創造が問われています。
本部会は、日本そして世界における社会的排除の実態を明らかにし、あわせてこれを克服する身近な社会のつながりづくりの実践から国の包摂政策までを射程に入れて、将来における社会の仕組み、それを支える新しい社会政策などについて研究することを目的としています。社会的排除/包摂は、政策理論というよりは、社会理念であるかもしれません。本部会では、そうした理念を具現化された社会政策、社会的連帯経済などの経済社会の仕組みや地域福祉のあり方、民間支援組織と当事者に対する伴走型支援といった多様な課題についても議論と研究を深めていきます。

(2)活動内容

学会大会において、分科会を企画・主催するとともに、年に1〜2度の研究会を開催します。分科会での最近のテーマは、以下の通りです。「EUにおけるシティズンシップの進化と変容」、「地域や居場所づくりを活用した困窮者支援」、「大阪都市圏における健康格差とその社会経済特性」。
今後は、研究例会の定期化や専門部会会員間での情報交換も進めていきます。

(3)入会方法

世話人に、以下の内容を記載した入会希望メールを送信してください。① 氏名、② 所属、③ 連絡先メールアドレス、④ 主な研究テーマ、⑤ もし部会に対する要望などがあれば記入してください。

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