雇用・社会保障の連携部会

重要なお知らせ

次回大会:第148回(2024年春季)大会
会場:慶應義塾大学三田キャンパス
2024年5月18・19日

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第148回大会プログラム(PDF版)

次々回大会:第149回(2024年秋季)大会
会場:大分大学旦野原キャンパス(経済学部)
2024年10月19・20日

託児補助金制度について

若手研究者旅費補助・懇親会招待

 

 

雇用・社会保障の連携部会

世話人:高田 一夫 (一橋大学) kz.takada[at]r.hit-u.ac.jp
※メールアドレスの[at]は@に書き直してください。

(1)部会の目的

市場経済の中で労働によって生計を立て、それが不可能な場合に社会保障で生活を支えるというのが、20世紀初頭に確立した社会政策のパタ―ンでした。しかし、20世紀末から先進国において失業が増え、失業対策を中心に社会保障制度、所得保障制度に大きな変化が起きました。このような展開は、安定した雇用を想定した20世紀の生活保障制度が、労働市場の流動化によって構造変化が生じていることを示しています。同時にこの流動化によって、労使関係制度だけでは雇用・賃金問題に対処できなくなってきています。こうした構造変動は、新しい社会政策体系への移行を示唆していると考えられます。このような大きな政策変動を捉えて議論しようというのが本部会の目的です。

(2)活動内容

本部会は、学会大会で分科会を開くという活動を中心に行ってきました。近年は2年に1回程度で開催しています。これまでも院生に分科会での発表機会を提供してきました。今後とも若い世代の研究支援を続けていきます。最近の成果は、『社会政策』13巻第3号の「貧困理論と社会規範」に発表しています。この小特集は貧困理論を現代の社会政策の動向と関わらせて再検討し、貧困理論に新しい展望を開こうとしています。現在、10名程度のメンバーで非公開の研究会も続けています。今後、公開の研究会を再開する予定です。

(3)入会方法

入会ご希望の方は、世話人に以下の内容を記載した入会希望メールを送信してください。 ① 氏名、② 連絡先メールアドレス、③ 所属と院生/教員の別、④ 現在の研究テーマ。
公開の研究会活動については、準備が整い次第、どのような形で実施するかなど、運営方法を提案し、ご意見を頂戴した上で最終的に決めていきたいと思います。

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