労働史部会

重要なお知らせ

次回大会:第146回(2023年春季)大会
会場:立教大学池袋キャンパス(通常開催予定)
2023年6月3日(土)、4日(日)

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託児補助金制度について

次々回大会:第147回(2023年秋季)大会
会場:立命館大学(衣笠キャンパスの予定)
2023年10月7日(土)、8日(日)(予定)

 

 

 

労働史部会

世話人:
梅崎 修(法政大学)、金子 良事(阪南大学)、堀川 祐里(新潟国際情報大学)
umezaki[at]hosei.ac.jp  ※メールアドレスの[at]は@に書き直してください。

(1) 部会の目的

社会政策学会の他学会にない特徴として、歴史研究者の会員が多く、多くの研究蓄積、優れた歴史研究を生み出してきたことがあげられます。学際研究の場である社会政策学において、国際比較とともに歴史研究は、我々が研究対象を立体的かつ多面的に把握できる研究方法であります。本部会では、労働史に関心をもつ研究者を集め、人事管理、労働市場、労使関係、労働法政策などについて研究交流および情報交換を行うことを目的として活動しています。

(2) 活動内容

歴史研究者が集まり、それぞれの研究を報告しながら議論を続けております。歴史研究と書きましたが、現状分析や理論研究の方々も参加されています。自分が対象としている事例を歴史的に展望すると、どのように位置付けられるか、情報交換と活発な議論が行なわれています。また、学会員の研究報告とともに、労働史の関連領域である政治史、民衆史、文化史なども労働史に関わる範囲でゲスト報告が行なわれています。
2022年度の活動を紹介しますと、学会員の著作として、関口定一『ホワイトカラー雇用史序説 20世紀アメリカの企業社会』(久保文克氏、谷口明丈氏、木下順氏、市原博氏、禹宗杬氏によるディスカッション)、堀川祐里『戦時期日本の働く女たち ジェンダー平等な労働環境を目指して』(本人報告)、また、非会員の著作として鈴木貴宇『〈サラリーマン〉の文化史-あるいは「家族」と「安定」の近現代史』(本人報告)を採り上げ、議論しました。経営史学会や大原社会問題研究所との共催によって幅広い活動が行なわれています。2022年度は、大会の部会報告は企画されませんでしたが、企画の議論を続けています。
なお、労働史部会は、部会立ち上げ当時から、部会ホームページを立ち上げて非学会員との交流を進めてきました。現在、そのホームページはありませんが、現世話人も部会の伝統を引き継ぎ、Facebookグループ(社会政策学会・労働史部会)を使った研究交流を行っております。

(3) 入会方法

部会に入会される場合は、Facebookグループに以下の情報を書きこみいただいてもかまいませんし、世話人に直接メールをしてもかまいません。(部会に入らず、Facebookグループで情報共有だけしたい方も歓迎です)。
① 氏名と所属、② メールアドレス、③ 主な研究分野

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