第125回(2012 年秋季)大会
Conference Overview
全国大会詳細
- 開催日時
- 2012 年 10 月 13 日(土)~14 日(日)
- 会場
- 長野大学
- 共通論題
- 「新しい公共」と社会政策
- 座長
- 阿部誠 (大分大学)
- 報告者
- 佐橋克彦 (北星学園大学)
橋本理 (関西大学)
田中夏子 (都留文科大学)
宮本太郎 (北海道大学) - コメンテーター
- 武川正吾 (東京大学)
- 発表エントリー
- 現在準備中です。しばらくお待ちください。
- 大会参加申込
- 現在準備中です。しばらくお待ちください。
- 大会プログラム
- Conference Program and Abstracts(JASPS Bulletin)
- 備考
-
第 125 回(2012 年度秋季)実行委員会からのお知らせ
1. 事前振込について
9 月 21日(金)までに大会参加費、懇親会費、弁当代を同封の払込取扱票にて振り込んで下さい。大会参
加費の金額は、一般会員前納 2,500 円(当日 3,000 円)、院生会員前納 1,500 円(当日 2,000 円)です。非
会員の研究者についても同様に参加費を支払っていただくことになっています。名誉会員の方は内規によ
り参加費なし(懇親会費、弁当代は実費)となりますので、ご注意ねがいます。一般の方の参加費は 1 日毎
に各 500 円になります。懇親会費は一般会員前納 5,000 円(当日 5,500 円)、院生会員前納 4,000 円(当
日 4,500 円)です。なお、会場の都合により、懇親会の当日申込をお受けできない場合もございますので、
前納にご協力ねがいます。
弁当代は 13 日(土)1,000 円、14 日(日)950 円です。なお、前納された参加費その他については払い戻し
をいたしませんので、ご了承ねがいます。
2.大会受付について
下記のように、大会受付を行います。巻末の大学構内地図にて場所をご確認ください。
10 月 13 日(土) 上田女子短期大学 北野講堂入口ホール
10 月 14 日(日) 長野大学 正面玄関入口ホール
3.昼食について
13 日(土)は大学食堂は開いてなく、近くにコンビニしかありませんので、なるべく同封の払込用
紙にて弁当を事前に注文されるようお願いします。14 日(日)は大学食堂は開いていますが、メニ
ューは限定されます。2 日間とも弁当を用意しますので、同封の払込用紙にてお申し込みください。
4.懇親会について
懇親会は上田駅温泉口・上田東急イン3階の国際 21 クリスタルホール「信濃」にて行います。信州の地酒
や地ワイン、料理を用意して、皆様のご参加をお待ちしております。当日は、シャトルバスにて会場までご案
内します。時間のある方は、昭和初期の雰囲気をとどめる丸窓電車-別所鉄道での移動もお楽しみくださ
い。
5.報告者のフルペーパー・レジュメについて
報告者は、10 月4日(木)-10日(水)の間に到着するように、フルペーパーを大会事務局宛にお送りください。
これ以降はご自身で当日持参してください。必要部数は、共通論題報告者は 300 部、テーマ別分科会報告
者は 100 部、自由論題報告者は 70 部です。
<送付先> 〒386-1298 長野県上田市下之郷 658-1
長野大学付属図書館地域連携センター (Tel: 0268-39-0007)
* 大会当日の印刷・増刷には応じられません。
6.パワーポイントの使用について
報告の際にパワーポイントの使用を希望される方は、ファイルを入れた USB フラッシュメモリー
を当日ご持参ください。
各会場には Windows7か、Windows ビスタ搭載のパソコンを当日用意します(会場によって異な
ります)。パワーポイントは MSOffice2007、2010 になりますので、ファイル形式はこのソフトに
合うものでお願いします。(ご心配の方は Office2007 で作成をお願いします。)
画像・動画を含む設定の場合は、特に別の環境でも動作することをあらかじめご確認ください。7.その他
大会期間中の託児施設を以下にご案内します。託児料が 1 日当たり 1 万円を超えた場合には超過分
を実行委員会が負担いたします。
喫煙については両日とも、構内は原則禁煙です。1日目の上田女子短期大学会場は完全に禁煙です。
2日目の長野大学会場では喫煙場所が数か所設けられています。巻末の教室案内図でご確認くださ
い。■一時保育(乳児~就学前まで)のご案内
認定こども園:社会福祉法人敬老園 キッズ・うえだみなみ
住所:〒386-0018 長野県上田市常田 1 丁目 4 番 12 号(上田駅より徒歩 6 分)
電話:0120-70-1651(8:30~17:30)、0268-29-3735
料金(参考):0 歳~2 歳 保育料 600 円(1 時間)食事 400 円入浴料 500 円
3 歳~5 歳 保育料 500 円(1 時間)食事 400 円入浴料 500 円
ホームページ: http://www.keiroen.or.jp/keiroen/html/keiroen-kids_minami_01.htm
詳細については、直接「キッズうえだみなみ」へお尋ねください。初回利用は、登録が条件とな
っておりますので、利用までに文書のやり取りに時間がかかります。ご利用を希望される方は、直
接「キッズ・うえだみなみ」へお問い合わせのうえ、書類にて登録(無料)後、利用手続きをおこ
なってください。遅くとも 14 日前には利用登録を開始してください。 - テーマ別分科会・
自由論題 -
<書評分科会・第1 福祉政策>
座長 : 水野谷武志(北海学園大学)
米澤旦『労働統合型社会的企業の可能性』(ミネルヴァ書房)
評者:荻原康一(日本福祉教育専門学校)
山村りつ『精神障害者のための効果的就労支援モデルと制度』(ミネルヴァ書房)
評者:杣山貴要江(兵庫大学)
李蓮花『東アジアにおける後発近代化と社会政策』(ミネルヴァ書房)
評者:朴光駿(佛教大学)<書評分科会・第2 貧困・ワーキングプア>
座長 : 石井まこと(大分大学)
垣田裕介『地方都市のホームレス』(法律文化社)
評者:山田壮志郎(日本福祉大学)
戸室健作『ドキュメント請負労働180日』(岩波書店)
評者:水野有香(名古屋経済大学)
五石敬路『現代の貧困 ワーキングプア』(日本経済新聞出版社)
評者:福原宏幸(大阪市立大学)<テーマ別分科会・第1(産業労働部会、ジェンダー部会)>
保育士の労働実態と親の生活
座長 : 藤原千沙(岩手大学)
コーディネーター :中囿桐代(北海学園大学)
報告1. 保育所における労働の時間的構造化とその困難
―大阪市の多機能型保育所における勤務シフト表を糸口に
萩原久美子(東京大学)
報告2. 保育所におけるワーク・チャイルドケア・ライフ・バランスの構築の課題―釧路市の認可保育所を事例に?
中囿桐代(北海学園大学)<自由論題・第1 生活と社会政策>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4-101教室
座長 : 吉中季子(名寄市立大学)
報告1. 消費に基づく貧困率の測定
渡辺久里子(日本学術振興会・特別研究員)・駒村康平(慶應義塾大学)
報告2. 近代日本における余暇・娯楽と社会政策-権田保之助の国民娯楽論を通して
大城亜水(大阪市立大学・院生)
報告3. 東日本大震災の幸福度に与えた影響
高橋義明(国際協力機構)<自由論題・第2 学生(若者)と労働>
座長 : 居神浩(神戸国際大学)
報告1. 賃金は市場が決めているか、雇い主が決めているか―大学生へのアンケート調査による検証―
塚原康博(明治大学)
報告2. キャリア教育が就職活動の結果に与える影響とその経路
平尾智隆(愛媛大学)
報告3. 10代の学習時間と労働時間
四方理人(関西大学)<自由論題・第3 年金・医療>
座長 : 菊地英明(武蔵大学)
報告1. 日本の年金制度における外国人への社会保障の適用
李恵美(筑波大学・院生)
報告2. 国境を越える人の移動に対応した医療制度
松本勝明 (北海道大学)
報告3. 短期証・資格証保持者の医療アクセスに関する分析
大津唯(慶應義塾大学)<テーマ別分科会・第2(日本・東アジア社会政策部会)>
中国の弱者層と社会保障
座長 : 埋橋孝文(同志社大学)
報告1. 中国の弱者層と社会保障(1)-農民工を中心に
于洋(城西大学)
報告2. 中国の弱者層と社会保障(2)-「流動児童」を中心に
徐荣(華東理工大学)
報告3. 「医療弱者層」と医療保障
王崢(江西農業大学)<テーマ別分科会・第3(学会史小委員会)>
日本におけるワーキング・プア論の源流
座長 : 佐口和郎(東京大学)
コーディネーター : 玉井金五(大阪市立大学)・佐口和郎(東京大学)
報告1. 戦後日本のワーキングプア研究
村上英吾(日本大学)
報告2. 社会政策研究における日雇い労働者
大西祥惠(西南学院大学)<テーマ別分科会・第4(社会的排除/包摂部会)>
フランスにおける社会的包摂政策の到達点と課題
―最低所得と寄り添い型の社会的・職業的参入支援を中心に―
座長 : 阿部誠(大分大学)
コーディネーター : 福原宏幸(大阪市立大学)
報告1. 社会的包摂に向けた包括的支援―フランス・パリのミッション・ローカルを事例に―
松原仁美(大阪市立大学)
報告2. フランスにおける社会的・職業的参入支援の到達点と課題
―RSAの寄り添い型支援と中間的就労の現場を踏まえて
原田康美(東日本国際大学)
報告3. 社会連帯経済の制度的革新とフランス版社会的協同組合(SCIC)の10年
花田昌宣(熊本学園大学)
報告4. フランスにおける社会的包摂政策の現在―その到達点と課題―
福原宏幸(大阪市立大学)<特別分科会(秋季大会企画委員会)>
地域における「新しい公共」の担い手―長野県からの報告(1)
座長 : 田中洋子(筑波大学)
コーディネーター : 古田睦美(長野大学)
報告1. 長野県における「新しい公共支援・推進事業」の取組み
轟寛逸(長野県企画部県民協働・NPO課)
報告2. 「新しい公共」─NPOの現場で感じること
増田綾子(特定非営利活動法人くらりnet)
報告3. 「新しい公共」と社会福祉法人の役割
小林彰(社会福祉法人かりがね福祉会)
報告4. 「新しい公共」とソーシャル・ビジネス
―市民の意思あるお金で取り組む自然エネルギー
原亮弘(おひさま進歩エネルギー株式会社・NPO法人南信州おひさま進歩)<自由論題・第4 ジェンダー・キャリア形成>
座長 : 中囿桐代(北海学園大学)
報告1. 日本企業における女性労働とコーポレート・ガバナンス改革
福田順(京都大学)
報告2. 金融の女性化:生命保険業界の雇用と営業戦略の日韓比較
金井郁(埼玉大学)・申琪榮(お茶の水女子大学)
報告3. 医療薬学についての考察―薬剤師の職能変化に影響を及ぼした潮流
赤木佳寿子(一橋大学・院生)<自由論題・第5 労使関係・労働市場>
座長 : 髙野剛(広島国際大学)
報告1. 米自動車メーカーの急速な経営改善と2011年に締結された労働協約の検討
大野威(立命館大学)
報告2. トランスナショナルな労働者連携は可能か‐その論理・タイプ・事例
山田信行(駒澤大学)
報告3. 労働者派遣法改正法における「日雇派遣の原則禁止」から全面禁止へ
石川公彦(一橋大学)・大槻哲也(全国社会保険労務士会連合会)<自由論題・第6 社会保障の原理>
座長 : 森周子(佐賀大学)
報告1. 再考「医療保障制度勧告(1956)」における医療の概念
山路克文(皇學館大学)
報告2. 社会保険における「保険原理」の再検討
畠中亨(法政大学)
報告3. 朝日訴訟の歴史社会学:資源動員論からのアプローチ
菊地英明(武蔵大学)<テーマ別分科会(交流協定分科会)・第5(国際交流委員会)>
日韓においてフレキシキュリティ戦略は労働市場改革の処方箋となりうるか
座長・コーディネーター : 菅沼隆(立教大学)
報告1. 日本における「セキュリティなきフレキシビリティ」の現状と改革の課題
伍賀一道(金沢大学)
報告2. 派遣労働活用の決定要因と政策争点
李秉勳(リ・ビョンフン 中央大学)
予定討論者1. 遠藤公嗣(明治大学)
予定討論者2. 李浩槿(イ・ホグン 全北大学法学専門大学校)<特別分科会(続き)>
地域における「新しい公共」の担い手―長野県からの報告(2)
座長 : 田中洋子(筑波大学)
コーディネーター : 古田睦美(長野大学)
(1)の4報告を受けてのコメント・総括討論
予定討論者. 古田睦美(長野大学)<自由論題・第7 介護保険・介護労働>
座長 : 杉田菜穂(同志社大学)
報告1. 介護保険事業所であるワーカーズ・コレクティブの特質
:東京と北海道での「労働生活に関する意識」調査を通じて
橋本りえ(横浜国立大学・院生)
報告2. 介護系NPO:つながりと生きがいを紡ぐ場としての可能性
~制度外サービスの担い手実態調査の分析から~
金谷信子(広島市立大学)
報告3. デンマークにおける予防的家庭訪問に関する考察
石黒暢(大阪大学)<自由論題・第8 地域経済と雇用政策>
座長 : 熊沢透(福島大学)
報告1. 高齢化課題を抱える過疎地域における地域雇用創出政策の意義と課題
神﨑淳子(金沢大学・院生)
報告2. 中小企業における障害者雇用の現状と課題
江本純子(県立広島大学)
報告3. グローバル化時代の繊維産業集積の課題
永田瞬(福岡県立大学)<自由論題・第9 職業訓練・人的資源管理>
座長 : 橋場俊展(名城大学)
報告1. フランスにおけるインターンシップ(企業研修)
五十畑浩平(中央大学)
報告2. 日本版資格枠組み(JQF)の早期構築をめざして
岩田克彦(職業能力開発総合大学校)
報告3. 企業内発明者の人的資源管理:ドイツ化学企業の研究部長
石塚史樹(西南学院大学)<自由論題・第10 財政と社会政策>
座長 : 土田武史(早稲田大学)
報告1. 社会保障費の国際比較統計から見た福祉国家の変容
尾玉剛士(日本学術振興会・特別研究員)・角能(日本大学)・米澤旦(東京大学・院生)
報告2. 基盤形成を指向する社会政策の理論枠組
高橋聡(岩手県立大学)
報告3. イギリス・メジャー政権の公共政策:「評価」を通したガバナンスの構想
平方裕久(九州大学