第118回(2009 年春季)大会
Conference Overview
全国大会詳細
- 開催日時
- 2009 年 5 月 23 日(土)~5 月 24 日(日)
- 会場
- 日本大学法学部
- 共通論題
- 福祉社会の変貌と労働組合
- 座長
- 禹 宗杬(埼玉大学経済学部)
首藤若菜(日本女子大学家政学部) - 報告者
- 富田義典(佐賀大学経済学部)
橋元秀一(國學院大学経済学部)
小島 茂(日本労働組合総連合会総合政策局)
高須裕彦(一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター) - コメンテーター
- 佐口和郎(東京大学大学院経済学研究科)
- 発表エントリー
- 受付は終了しました。
- 大会参加申込
- 受付は終了しました。
- 大会プログラム
- Conference Program and Abstracts(JASPS Bulletin)
- 備考
-
第 118 回大会実行委員会からのお知らせ
参加確認ハガキは同封していません。同封の郵便振替払込用紙にて振り込んで下さい。1.事前振込について
5月8日(金)までに、大会参加費・懇親会費・弁当代を同封の郵便振替払込書にて振り込んで下さい。
大会参加費は、一般会員前納 2,500 円(当日 3,000 円)、院生会員前納 1,500 円(当日 2,000 円)です。
非会員も同様に参加費をお支払い下さい。懇親会費は前納 5,000 円(当日 5,500 円)です。なお、会場の
都合により、懇親会の当日参加申込をお受けできない場合もございますので、前納にご協力下さい。弁
当代は、1,100 円ですが、弁当の用意は諸会議参加者向けのみで、一般会員には行いません。
なお、前納された参加費その他については、払い戻しはいたしませんのでご了承願います。
2.大会受付について
大会受付は、法学部本館3階 大講堂前(キャンパス地図参照)にて行います。
3.昼食について
(1)一般会員の弁当は手配いたしません。キャンパス周辺の飲食店・コンビニエンス・ストアなどをご
利用下さい。
(2)幹事会・各種委員会・専門部会参加者には弁当を用意いたします(弁当代 1,100 円)。同封の振込用
紙でお申し込み下さい。
4.懇親会について
白山通りと向かい合った、日本大学経済学部本館地下食堂にて懇親会を行います。
5.報告者のフルペーパー・レジュメについて
報告者は、5月 11(月)~20 日(水)の間に必ず着くように、フルペーパーを、共通論題報告者は 500 部、
テーマ別分科会報告者は 200 部、自由論題報告者は 100 部、開催校事務局(〒101-8375 東京都千代
田区三崎町 2-3-1 日本大学法学部 矢野聡研究室)までお送り下さい。期限につき遵守のほどお願い
いたします。
なお、大会当日の印刷・増刷りはできませんので、ご注意下さい。
6.パワーポイントの使用について
(1)報告の際にパワーポイントの使用を希望される方は、5月 11 日(月)午後5時までに、大会実行委
員長矢野宛に電子メールで添付ファイルにてお送り下さい(satyano@law.nihon-u.ac.jp)。その際、
作成したソフトの名称とバージョンをお知らせ下さい。この期日までに届かなかった場合、十分な
対応ができかねる場合もあります。なお、ファイル名は報告者として下さい。また念のため、パワ
ーポイントのファイルを入れた USB フラッシュメモリーを当日ご持参下さい。パソコンは大会実
行委員会で用意しますので、パソコン・接続ケーブル等を持参する必要はありません。
(2)Windows XP、MS Office 2003 搭載のパソコンを用意いたしますので、ファイル形式はそれらに対
応したものをご準備下さい。フォントは MS Word に標準装備されたものをご使用下さい。画像、
動画等を含む設定の場合、全く別の環境でも動作することを予め確認するようお奨めします。7.大会期間中の「託児」について
大学近隣に、何ヵ所か託児所があります。プログラムでも紹介いたしておりますので、大会期間中に
利用される方は、そちらをご覧ください。なお、託児料が1日あたり1万円を超えた場合は、1日あ
たりの超過分を大会実行委員会が負担いたします。 - テーマ別分科会・
自由論題 -
<テーマ別分科会・第1>
健康戦略の転換と包括ケア-保健・医療・福祉連携の形を探る- 〔春季企画委員会〕
座 長・コーディネーター:猪飼周平(一橋大学大学院社会学研究科)
1.健康転換と地域包括ケア-医療からのパースペクティヴ
長谷川敏彦(日本医科大学)
2.健康転換と地域包括ケア-高齢者福祉からのパースペクティヴ
井上信宏(信州大学)
3.健康転換と地域包括ケア-地域保健からのパースペクティヴ
吉永智子(高知市)<テーマ別分科会・第2>
派遣法の見直しと労働運動の課題 〔非定型労働部会〕
座 長: 笹島芳雄(明治学院大学経済学部)
コーディネーター:長井偉訓(愛媛大学法文学部)
1. 労働者派遣法見直しの課題
脇田 滋(龍谷大学法学部)
2.派遣法の抜本的改正に向けての労働運動の課題
関根秀一郎(派遣ユニオン)<テーマ別分科会・第3>
東アジア社会政策の国際比較研究
-日本・中国・韓国の若手研究者の視点と提起- 〔国際交流委員会〕
座 長: 宮本太郎(北海道大学)
コーディネーター:沈 潔(浦和大学)
1.日本と中国における高齢者サービスに関する比較研究
于 洋(城西大学)
2.日韓社会政策の比較研究の留意点と課題
鄭 在哲(早稲田大学)
3.新しい福祉国家類型論に向けて
金 成垣(東京大学社会科学研究所)
4.在日東アジア出身研究者の「東アジア研究」
株本千鶴(椙山女学<テーマ別分科会・第4>
今日のジェンダー経済格差の要因と解消を考える-賃金・就業機会・家事負担-
〔ジェンダー部会〕
座 長: 森 ます美(昭和女子大学人間社会学部)
コーディネーター:大槻奈巳(聖心女子大学)
コメンテーター: 杉橋やよい(金沢大学経済学経営学系)
1.男女賃金格差の実態とその解消への道筋
山口一男(シカゴ大学社会学科)
2.ジェンダー経済格差:発生のメカニズムと克服の手がかり
川口 章(同志社大学政策学部)<自由論題・第1 経営と労働>
座 長:上原慎一(北海道大学大学院教育学研究科)
1.外国人株主が日本企業の従業員数の変動に与える影響
福田 順(京都大学大学院経済学研究科院生)
2.外国人研修・技能実習制度と中小企業の親和性
橋本由紀(東京大学大学院経済学研究科院生)
3.「社会主義市場経済」下の商会のあり方について-温州の商会の事例を基に-
陳 波(中央大学大学院経済学研究科院生・中央大学経済研究所準研究員)<テーマ別分科会・第5>
労働者供給事業の歩みと課題・展望(Ⅰ) 〔産業労働部会〕
座 長・コーディネーター: 橋元秀一(國學院大学経済学部)
1.労働者供給事業の歩みと課題・展望
伊藤彰信(労働者供給事業関連労働組合協議会)
2.労働者供給事業の歩みと課題・展望へのコメント
龍井葉二(連合非正規労働センター)<テーマ別分科会・第6>
日本・台湾・香港における外国人ケア労働者〔国際交流委員会〕
座 長: 武川正吾(東京大学)
コーディネーター:徐 明仿(八戸工業大学感性デザイン学科)
1.外国人介護労働者の受入れと権利擁護
山田健司(京都女子大学)
2.台湾における外国人ケア労働者受入政策の動向と展望
陳 小紅(中華民国国立政治大学)
3.香港における外国人家事労働者の課題と挑戦
関 鋭煊(香港城市大学)
陳 国康(香港城市大学)
4.外国人ケア労働者の職業教育について
沈 潔(浦和大学)<自由論題・第2 非正規雇用> 【10 号館 1041 教室】
座長:小越洋之助(國學院大学経済学部)
1.阪急電鉄の非正規化と再統合
永井隆雄(九州大学大学院院生)
2.電機産業における臨時工からパートへの転換-労使協調型組合形成による影響
中山 嘉(金沢大学大学院人間社会環境研究科院生)
3.1990年代以降の日本と韓国における労働力の非正規化と就業体制の変化の比較分析
横田伸子(山口大学大学院東アジア研究科)<自由論題・第3 労働と生活>
座長:清山 玲(茨城大学人文学部)
1.ドイツ企業における時間政策と仕事と家庭の調整
田中洋子(筑波大学大学院人文社会科学研究科)
2.北欧諸国における労働市場政策と労働法制
福島淑彦(早稲田大学大学院公共経営研究科)
3.雇用激震下での労働、社会保障政策
岩田克彦(職業能力開発大学校)<自由論題・第4 地域における社会政策>
座長:中澤秀一(静岡県立大学短期大学部社会福祉学科)
1.中国の新型農村合作医療制度の展開について
王 文亮(金城学院大学現代文化学部福祉社会学科)
2.障害児・者の地域生活支援に関する政策研究
江本純子(佛教大学社会福祉学研究科研究員)
3.地方自治体のDV施策における市民参画型政治の展開
小柴久子(山口大学大学院東アジア研究科院生)<自由論題・第5 家族と福祉>
座長:布川日佐史(静岡大学人文学部)
1.アメリカ社会保障の転換-社会保障法の改正から
向井洋子(筑波大学大学院人文社会科学研究科院生)
2.21世紀イギリスの子どもサービス-子ども保護、家族支援、保育サービスの統合
伊藤淑子(北海学園大学経済学部)
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3.母子政策を通じてみた韓国の家族支援政策とジェンダー主流化
成 垠樹(東京大学大学院人文社会系研究科院生)<自由論題・第6 歴史の中の社会政策・人事管理>
座長:竹内敬子(成蹊大学文学部)
1.井上友一の欧米巡回-『列国ノ形勢ト民政』(1901年の考察)
木下 順(國學院大学)
2.能力主義下における職務給・能率給
-三菱電機1968年人事処遇制度改訂のもう一つの側面-
鈴木 誠(労働政策研究・研修機構)<自由論題・第7 医療・社会福祉>
座長:佐々木貴雄(東京福祉大学社会福祉学部)
1.医療の情報化政策と歯科医療提供体制-英国、ドイツ、日本の動向-
尾崎哲則(日本大学歯学部)
野村眞弓(ヘルスケアリサーチ株式会社)
2.ドイツの2008年介護保険改革
松本勝明(一橋大学経済研究所)
3.発達障害者の就労実態と障害者雇用制度の課題
清水弥生(神戸女子大学健康福祉学部)<テーマ別分科会・第7>
最低生活保障のあり方:データから見えてくるもの
座 長・コーディネーター:阿部 彩(国立社会保障・人口問題研究所)
1.生活保護受給者と低所得者の生活実態:消費パターンとウェル・ビーイング
阿部 彩(国立社会保障・人口問題研究所)
2.消費の社会的強制と最低生活水準
菊地英明 (国立社会保障・人口問題研究所)
3.高齢期における低所得リスクの規定要因
山田篤裕(慶應義塾大学)
4.住居の状況による生活満足度の違い
上枝朱美(東京国際大学)
5.貸付制度と生活保護
田宮遊子(神戸学院大学)
6.低収入就業世帯の規定要因の分析
西村幸満 (国立社会保障・人口問題研究所)<テーマ別分科会・第8>
医療サービスにおける患者参加-実証的な研究動向を中心に
〔保健医療福祉部会〕
座 長: 松田亮三(立命館大学産業社会学部)
コーディネーター:長澤紀美子(高知女子大学社会福祉学部)
1.「患者参加」は幻想か?:英国と日本の調査から
石垣千秋(東京大学大学院総合文化研究科院生)
2.患者満足度調査の広がり-医療の質の向上に向けた今後の展開-
野村眞弓(ヘルスケアリサーチ株式会社)
<テーマ別分科会・第9> 【10 号館 1042 教室】
労働者供給事業の歩みと課題・展望(Ⅱ) 〔産業労働部会〕
座 長・コーディネーター:橋元秀一(國學院大学経済学部)
1.全港湾の労働者供給事業の歴史および現状と課題
伊藤彰信(全日本港湾労働組合)
2.スタッフフォーラムの労供派遣事業の現状と課題-創設の理念から将来の展望まで-
齊藤 壽(企業組合スタッフフォーラム)<テーマ別分科会・第10>
大学や高校における労働教育の現状と可能性 〔労働組合部会〕
座 長・コーディネーター:高須裕彦(一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育セ
ンター)
1.連合が推進する大学や高校における労働教育
山本幸司(日本労働組合総連合会)
2.学校におけるワークルール教育
道幸哲也(北海道大学大学院法学研究科)
<テーマ別分科会・第11>
世紀転換期英米企業の組織・管理改革とその人的基盤
-熟練工、職長、技術者のキャリアに注目して- 〔労働史部会〕
座 長: 榎 一江(神戸大学大学院経営学研究科)
コーディネーター:小野塚知二(東京大学大学院経済学研究科)
1.企業内教育・訓練の展開と大企業の組織・管理改革
-熟練工、フォアマン、エンジニア、マネージャー-
関口定一(中央大学商学部)
2.イギリス造船機械産業における管理革新の担い手
-職長・製図工・技師の機能と位置についての試論-
小野塚知二(東京大学大学院経済学研究科)