第112回(2006年度春季)大会

Conference Overview

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更新日:2025年08月14日

全国大会詳細

開催日時
2006 年 6 月 3 日(土)~6 月 4 日(日)
会場
立教大学 池袋キャンパス
共通論題
「格差社会」のゆくえ
座長
矢野聡(日本大学)
居城舜子(常葉学園大学)
報告者
谷沢弘毅(札幌学院大学)
玉井金五(大阪市立大学)
苅谷剛彦(東京大学)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
コメンテーター
高田一夫(一橋大学)
発表エントリー
受付は終了しました。
大会参加申込
受付は終了しました。
大会プログラム
Conference Program and Abstracts(JASPS Bulletin)
備考

第 112 回大会事務局からのお知らせ
1.今大会では参加確認ハガキを同封いたしておりません
従来実施してまいりました参加確認ハガキはご送付せず、事前の郵便振込によって参加を把握いたしま
すので、必ず事前振込みをして下さいますようお願いいたします。
2.事前振込について
5月 15 日までに大会参加費、懇親会費、弁当代を同封の振込用紙にてお振込み下さい。大会参加費の金
額は、一般会員前納 2,500 円(当日 3,000 円)、院生会員前納 1,500 円(当日 2,000 円)です。非会員につ
いても同様に参加費をいただくことになります。また、懇親会費は前納 5,000 円(当日 5,500 円)です。
なお、大会参加費は学会財政健全化を目的として学会本部が徴収するものであり、個々の大会開催経費と
して費消されるものではないことをご了承下さい。
3.昼食について
(1)一般会員の方のお弁当は準備いたしません
...................
ので、キャンパス周辺の飲食店・コンビニエンス・ストアな
どをご利用下さい。6月3日(土)はキャンパス内の食堂、売店を利用することができます。
(2)幹事会・各種委員会・専門部会参加者の昼食
幹事会・各種委員会・各専門部会参加者の方にはお弁当を準備いたします。同封の振込用紙でお申し込
み下さい。当日は、受付で受け取った弁当引換券と引き換えに、各自受け取って下さい。
4.大会受付について
大会受付は、11 号館1階ロビー(キャンパス地図 29 頁参照)にて行います。
5.懇親会について
キャンパス内の第1食堂で懇親会を開催いたします。会費は前納 5,000 円(当日 5,500 円)ですので、
同封の振込用紙で事前にお申し込み下さい。
6.大会期間中の「託児」について
キャンパス内の託児所「エンゼルルーム」が利用できます。ご希望の方は、「託児所の利用について」(29
頁参照)をご参照のうえ、5 月 18 日(木)までに、大会事務局託児所担当庄司洋子までメールにてお申し込
み下さい。
7.報告者のレジュメについて
報告者は、5月 26 日(金)(必着)までにフルペーパーのレジュメを、共通論題報告者は 500 部、テーマ
別分科会報告者は 200 部、自由論題報告者は 100 部、開催校事務局(〒171-8501 豊島区西池袋 3-34-1 立
教大学経済学部 菅沼隆研究室)までお送り下さい。なお、大会当日の増刷りはできませんのであらかじ
めご了承下さい。

テーマ別分科会・
自由論題

<テーマ別分科会・第1(国際交流委員会Ⅰ)>
労働市場の構造変化と労働法・労働政策の課題――日本とアメリカ
*このセッションは英語でおこなわれます。通訳は付きません。
座長・コーディネーター:関口定一(せきぐち・ていいち 中央大学)
コメンテーター:逢見直人(おうみ・なおと 日本労働組合総連合会)
1.労働市場の構造変化と労働法制
仁田道夫(にった・みちお 東京大学)
2.雇用関係の変容と法規制
キャサリーン・ストーン(UCLA[米国])

<テーマ別分科会・第2>
東アジア発の比較福祉国家論
座長:埋橋孝文(うずはし・たかふみ 同志社大学)
コーディネーター:上村泰裕(かみむら・やすひろ 法政大学)
1.韓国と台湾の医療保険制度発展の比較――内側からみた「東アジア福祉国家論」
李蓮花(り・れんか 早稲田大学大学院生)
2.比較論的視点からみた韓国福祉国家の形成と発展――「遅れた福祉国家化」と「遅れた民主化」の
結合局面
金成垣(キム・ソンウォン 東京大学社会科学研究所客員研究員)

<テーマ別分科会・第3(保健医療福祉部会)>
健康格差と社会政策――不健康と貧困・社会排除に対する欧州の政策展開
座長:藤澤由和(ふじさわ・よしかず 新潟医療福祉大学)
コーディネーター:松田亮三(まつだ・りょうぞう 立命館大学)
コメンテーター:山本隆(やまもと・たかし 立命館大学)
近藤克則(こんどう・かつのり 日本福祉大学)
1.欧州における健康の不平等に関する取り組み
松田亮三(まつだ・りょうぞう 立命館大学)
2.イングランドにおける健康の不平等に関する取り組み
青木郁夫(あおき・いくお 阪南大学)

<テーマ別分科会・第4>
同一価値労働同一賃金原則と賃金制度改革の動向――日本におけるペイ・エクイティ実現の課題を探る
座長:遠藤公嗣(えんどう・こうし 明治大学)
コーディネーター:森ます美(もり・ますみ 昭和女子大学)
コメンテーター:木下武男(きのした・たけお 昭和女子大学)
1. 日本における同一価値労働同一賃金原則の実現への論点――今日の賃金制度改革とかかわって
森ます美(もり・ますみ 昭和女子大学)
2.同一価値労働同一賃金原則からみた生協労働者の職務と賃金
八谷真智子(はちや・まちこ 全国生協労働組合連合会)
3.公務部門における同一価値労働同一賃金原則の展望――自治体での職務評価の試みから
菅谷功(すがや・いさお 全日本自治団体労働組合)

<テーマ別分科会・第5(労働組合部会)>
サービス産業の企業別組合の現状分析-ホテル、流通産業の事例を通じて
座長:高木郁朗(たかぎ・いくろう 日本女子大学)
コーディネーター:鈴木玲(すずき・あきら 法政大学)
1.帝国ホテル労組が直面・対応している課題
秋山邦夫(あきやま・くにお 帝国ホテル労働組合)
2.「TO:Uにおける組合組織の再構築」について-必要性と取り組み、組織化後の状況と課題
紫桃満之(しとう・みつゆき 東武百貨店労働組合)

<自由論題・第1 児童をめぐる社会政策>
座長:藤原千沙(ふじわら・ちさ 岩手大学)
1.少子化問題と社会政策――ミュルダールと高田保馬
杉田菜穂(すぎた・なほ 大阪市立大学大学院生)
2.母子世帯の母親の就労支援の課題――北海道K市を事例として
中囿桐代(なかぞの・きりよ 釧路公立大学)
3.アメリカAFDC/TANF改革における世論の支持決定要因分析――中位投票者仮説の実証デー
– 5 –
タによる検証
稗田健志(ひえだ・たけし 一橋大学大学院生)
<自由論題・第2 パート・契約労働者>【8号館3階 8303】
座長:伍賀一道(ごが・かずみち 金沢大学)
1.プロサッカー選手の労働市場と賃金制度
青木梓(あおき・あずさ 専修大学大学院生)
2.ジェンダー視点から見た日本のパート制度――大手GMS企業の改正パート制度を中心に
金英(キム・ヨン

<テーマ別分科会・第6(国際交流委員会Ⅱ)>
東アジアにおける社会政策学の可能性[前半]
座長・コーディネーター:武川正吾(たけがわ・しょうご 東京大学)
コメンテーター:埋橋孝文(うずはし・たかふみ 同志社大学)
1.日本における社会政策の展開と特質
玉井金五(たまい・きんご 大阪市立大学)
2.韓国における社会政策学の可能性
尹朝徳(ゆん・ちょどく 韓国労働研究院)
3.中国社会の発展の現状と社会政策、近隣諸国の協力
楊団(よう・だん 中国社会科学院)

<テーマ別分科会・第7(産業労働部会)>
アジア諸国の人的資源管理――現状と課題
座長:黒田兼一(くろだ・けんいち 明治大学)
コーディネーター:白井邦彦(しらい・くにひこ 青山学院大学)
1.韓国財閥企業における大卒ホワイトカラーのキャリア管理の動向――S化学の事例
佐藤静香(さとう・しずか 東北大学大学院研究生)
2.在マレーシア日系企業の従業員に対する動機付け――20 社 1 万人のマレーシア人労働者を対象と
した職務意識分析
國分圭介(こくぶん・けいすけ 国際経済労働研究所研究員)

<テーマ別分科会・第8(ジェンダー部会)>
日本におけるジェンダーレジームの諸相――ジェンダー部会の 10 年を経て
座長・コーディネーター:居城舜子(いしろ・しゅんこ 常葉学園大学)
1.男性稼ぎ手規範の普及過程と日本のジェンダー分析
宮下さおり(みやした・さおり 一橋大学大学院生)
2.社会手当の貧困とジェンダー
北明美(きた・あけみ 福井県立大学)

<自由論題・第3 社会福祉>
座長:上掛利博(かみかけ・としひろ 京都府立大学)
– 6 –
1.精神障害者労働政策の近年の動向とその課題
江本純子(えもと・じゅんこ 仏教大学大学院生)
2.地域における高齢者の住まいとケア
嶺学(みね・まなぶ 法政大学大原社会問題研究所名誉研究員)
3.「格差」の視点から中国の社会政策を捉え直す――東アジア福祉国家論との関連で
王文亮(おう・ぶんりょう 金城学院大学)

<自由論題・第4 労使関係>
座長:関口定一(せきぐち・ていいち 中央大学)
1.現代日本の外国人労働者問題とコミュニティ・ユニオン――神奈川シティユニオンを事例として
李潓珍(イ・ヘジン 筑波大学大学院生)
2.ワイマール期ドイツの労働組合運動における「混在型経営」の問題
枡田大知彦(ますだ・たちひこ 立教大学兼任講師)
3.労使関係と社会規範――新聞社説の日韓比較
金正勲(キム・ジョンフン 東京大学大学院生)

<自由論題・第5 若年雇用問題>
座長:岩上真珠(いわかみ・まみ 聖心女子大学)
1.若年失業と雇用補助金
福島淑彦(ふくしま・よしひこ 名古屋商科大学)
2.日本の若年者雇用対策を評価する視点――「逆接」論と「順接」論
橋口昌治(はしぐち・しょうじ 立命館大学大学院生)
3.新規高卒者の労働移動――都道府県データを用いた実証分析
伊佐勝秀(いさ・かつひで 西南学院大学)

<自由論題・第6 医療保障>
座長:土田武史(つちだ・たけし 早稲田大学)
1.中国新型農村医療合作制度および給付状況について――河南省K県の事例調査を中心に
李暁暉(り・ぎょーき 東京農工大学大学院生)
2.イギリスにおける保健サービスの展開――NHS成立に関する一考察
白瀨由美香(しらせ・ゆみか 一橋大学大学院生)
3.歯科医療政策にみる public-private mix と予防・治療・機能回復の重点化――OECD諸国の歯科医
療改革の経験からの示唆」
野村眞弓(のむら・まゆみ 千葉大学COEフェロー)

<テーマ別分科会・第9(国際交流委員会Ⅱ)>
東アジアにおける社会政策学の可能性[後半]

<テーマ別分科会・第10 労働紛争と労働者団結の新展開>
座長:上原慎一(うえはら・しんいち 北海道大学)
コーディネーター:遠藤公嗣(えんどう・こうし 明治大学)
コメンテーター:木下武男(きのした・たけお 昭和女子大学)
1.個別労働紛争の考察
– 7 –
遠藤公嗣(えんどう・こうし 明治大学)
2.コミュニティ・ユニオンの構造と機能――神奈川シティユニオンの事例
ウラノ・エジソン・ヨシアキ(日本学術振興会特別研究員)

<テーマ別分科会・第11(非定型労働部会)>
地域における非正規労働の存在形態と諸問題
座長・コーディネーター:小越洋之助(おごし・ようのすけ 国学院大学)
1.東京・下町地域における雇用・就業――中小企業技術労働者の不安定就業実態
笹本良行(ささもと・よしゆき 日本大学大学院生)
2.地域における少子化と雇用形態――岩手県中部の事例
渡邊幸良(わたなべ・ゆきよし 富士大学)
3.大都市パートタイマーの労働組合組織化の再検討
本田一成(ほんだ・かずなり 国学院大学)

<自由論題・第7 貧困問題>
座長:布川日佐史(ふかわ・ひさし 静岡大学)
1.イギリスのコミュニティ開発金融機関(CDFI)によるマイクロ・クレジット
小関隆志(こせき・たかし 明治大学)
2.1980~2002 年の日本の貧困率の推移と要因分析
阿部彩(あべ・あや 国立社会保障・人口問題研究所)
3.中国における国民生活の最低限
朱珉(しゅ・みん 中央大学非常勤講師)

<自由論題・第8 新自由主義と規制緩和>
座長:武居秀樹(たけい・ひでき 都留文科大学)
1.現代ドイツにおける「社会的市場経済」の変容――2003 年閉店時間法改正論議を手がかりに
石井聡(いしい・さとし 名古屋大学研究員)
2.新自由主義の政治過程――現代政治における日本社会党構造改革派・構造改革論の意味
山本崇記(やまもと・たかのり 立命館大学大学院生)

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