第106回(2003年度春季)大会
Conference Overview
全国大会詳細
- 開催日時
- 2003年5月17日(土) 9:30~20:40
2003年5月18日(日) 9:00~16:30 - 会場
- 一橋大学 国立東キャンパス
- 共通論題
- 新しい社会政策の構想
――20 世紀的前提を問う―― - 座長
- 武川 正吾(東京大学)
木本 喜美子(一橋大学)
分科会座長:
埋橋 孝文(日本女子大学)
小笠原 浩一(埼玉大学・東北福祉大学)
室住 眞麻子(帝塚山学院大学)
平岡 公一(お茶の水女子大学)
大塚 忠(関西大学)、白井 邦彦(青山学院大学)
高田 一夫(一橋大学)
三重野 卓(山梨大学)
宮本 太郎(北海道大学)
小野塚 知二(東京大学)
大須 眞治(中央大学)
伊藤 セツ(昭和女子大学)
自由論題座長:
内山 哲朗(専修大学)
本間 照光(青山学院大学)
玉井 金五(大阪市立大学)
岩田 正美(日本女子大学)
乗杉 澄夫(和歌山大学)
二村 一夫(法政大学) - 報告者
- 「卓越・正義・租税-社会政策の《編み直し》のために-」 川本 隆史(東北大学)
「ベーシックインカム構想と新しい社会政策の可能性」 小沢 修司(京都府立大学)
「労働の未来論-ドイツからの提言-」 田中 洋子(筑波大学)
「『男性稼ぎ主』型から脱却できるか-社会政策のジェンダー主流化-」 大沢 真理(東京大学) - 発表エントリー
- 現在準備中です。しばらくお待ちください。
- 大会参加申込
- 現在準備中です。しばらくお待ちください。
- 大会プログラム
- Conference Program and Abstracts(JASPS Bulletin)
- 備考
-
1.学会への参加状況を事前に把握するために「第 106 回大会参加予定」ハガキを同封させていただきました。もれなくご記入の上、4月24日までに投函していただきますようお願いいたします。
2.大会受付について
大会受付は、東2号館1階ピロティに設置いたします。
混雑も予想されますので、あらかじめ大会参加費、懇親会費、弁当代を同封の振込用紙にてお振込みくださいますようお願いいたします(4月25日締切)。金額は一般会員3,000 円、院生会員2,000 円です。非会員についても同様に参加費をいただくことになります。前納の場合は500円割引となります。なお、大会参加費は学会財政健全化を目的として学会本部が徴収するものであり、個々の大会開催経費として費消されるものではないことをご了承ください。3.会場について
会場はお知らせの通りですが、各分科会、自由論題の参加人数により変更することがありますのでご注意ください。4.懇親会について
一橋大学生活協同組合東キャンパス食堂(東プラザ)で懇親会を開催します。会費は5,000円です。
なお、大学院生の会費は4,000円です。前納の場合は500円割引となります。ぜひご参加ください。5.昼食について
(1)5月17日(土)、18日(日)ともに、事務局で弁当(飲み物付き1,000円)を用意いたします。
同封の振込み用紙でお申し込みのうえ、大会当日、受付で受け取った弁当引換券と引き換えに、東1号館2階会員控室(1202教室)前にて受け取ってください。なお、当日の弁当購入はできませんのでご注意ください。大学の近くには、小規模の飲食店があります。当日レストランマップを配布予定ですが、週末はかなりの混雑が予想されます。また、生協食堂は休業です。
(2)幹事会・各種委員会参加者の昼食
弁当が必要な方は、(1)と同じ方法でお申し込みください。幹事会会場、委員会会場には用意いたしませんのでご注意ください。6.前納へのご協力のお願い
開催校の実務軽減のために前納(4月25日まで)にぜひご協力ください。割引が適用されます。
万が一、4月25日を過ぎて振込まれた場合は、払込金受領証に受付局日付印の押印済みのもの
を大会事務局までFAXにてご送信下さい。その際、所属、氏名(ふりがな)、住所、送金の内訳の明記をお忘れなくお願いします(但し、5月9日事務局着信のものまで前納扱いとさせていただきます)。7.報告者のレジュメについて
報告者は1週間前(5月9日)必着で、フルペーパーのレジュメを共通論題報告者は400 部、分科会報告者は200 部、自由論題報告者は 100 部を開催校事務局までお送りください。なお、当日の不足分につきましては対応が不可能ですのであらかじめご了承ください。 - テーマ別分科会・
自由論題 -
<第1分科会> 中国の社会保障-失業保険と医療保険制度改革を中心として
「中国の失業問題とその展望」 沙 銀華(ニッセイ基礎研究所・中国人民大学労働人事学院)
「新しい基本医療保険制度の形成とその実態」 于 洋(早稲田大学大学院生)
「中国の『基本医療保険制度』の展開と地域格差-上海市と青島市を例に-」 楊 開宇(大阪市立大学大学院生)<第2分科会> 〈社会政策〉の範疇概念
「『ひとがひとであること』と公的扶助の哲学的基礎」 後藤 玲子(立命館大学)
「『Socially Perceived Necessities』と公的扶助理論の課題」 阿部 彩(国立社会保障・人口問題研究所)
「『主訴』『能力』および機会保障型社会政策」 小笠原 浩一(埼玉大学・東北福祉大学)<第3分科会> ジェンダー・ケア労働・セクシュアリテイ
「ケアとジェンダー」 広井 良典(千葉大学)
「高齢者介護倫理のパラダイム転換とケア労働の変化」 春日 キスヨ(安田女子
大学)
「デンマークのケアサポート制度にみるジェンダー的平等」 大塚 陽子(立命館大学)<第4分科会> 政策分析・政策評価 -福祉・保健医療領域を中心に
「保健医療福祉サービスにおけるニュー・パブリック・マネジメント論の英国型モデル」 長澤 紀美子(新潟清陵大学)
「高齢者介護・医療のウェルフェアミックス」 河野 真(兵庫大学)
「介護サービスの利用を規定する要因について-個票データによる実証分析-」 塚原 康博(明治大学短期大学)<第5分科会> 変容する労働運動-イギリス、フランス
「ブレア政権下のイギリスにおける労働組合の組織化戦略」 松尾 孝一(青山学院大学)
「フランスの労働組合と労使関係の変化」 松村 文人(名古屋市立大学)<第6分科会> 介護保険は地域福祉か
「医師の立場から介護保険を考える」 新田 國夫(医師)
「地域福祉から介護保険を考える」 水谷詩帆(全国社会福祉協議会)
「行政から介護保険を考える」 上原公子(国立市長)<第7分科会> 医療政策におけるニュー・パブリック・マネジメントの動向
「ニュージーランドにおける動向」 藤澤 由和(国立保健科学院)
「アメリカにおける動向」 田村 誠 (国際医療福祉大学)
「イギリスにおける動向」 近藤 克則(日本福祉大学)<第8分科会> 社会政策の政治学 -福祉国家変容と政治対抗
「福祉国家への政治学的接近」 新川 敏光(京都大学)
「新社会民主主義の多様な道-福祉国家の転換-」 住沢 博紀(日本女子大学)
「新しい右翼と福祉ショービニズム-北欧福祉国家の揺らぎ-」 宮本 太郎(北海道大学)<第9分科会> 家内労働・小規模生産の可能性-歴史的視点による再評価
「1910 年代における日本在来綿織物業の工場労働」 佐々木 淳 (龍谷大学)
「フランス絹リボン工業における小規模生産と労働」 人見 諭典(筑波大学)<第10分科会>
雇用保険制度の行方-失業時の所得保障のあり方をめぐって
「フランスの失業者への生活保障」 都留 民子 (広島女子大学)
「ドイツにおける失業対策の動向」 布川 日佐史(静岡大学)<第 11 分科会>
「金大中政府の“生産的福祉”-その歴史的意味と残された課題-」 李惠炅(Lee, Hye Kyung)(延世大学)
「金大中政権の女性政策」 鄭鎮星(Chung, Chin Sung)(ソウル大学)<自由論題・第1会場 地域通貨とコミュニティ>
「中国の NPO と福祉サービス提供-都市部のコミュニティ開発を中心に-」 王 文亮(九州看護福祉大学)
「地域通貨の可能性-アンペイド・ワーク評価からジェンダー平等政策へ-」 斎藤 悦子(岐阜経済大学)
「地域通貨の使用動機および持続性について-経済学的観点からのアプローチ-」 石田 智宏(早稲田大学大学院生)<自由論題・第2会場 社会保険>
「後発工業国における社会保険の導入と普及-韓国の医療保険制度を中心に-」 李 蓮花(早稲田大学大学院生)
「フランスにおける医療保険の財源政策」 松本 由美(早稲田大学大学院生)
「介護保険制度の施行過程-都市型自治体の事例研究を通して-」 吉田 三知子(英国国立シェフィールド大学社会学部博士課程研究生)<自由論題・第 3 会場 福祉政策>
「社会政策としての社会福祉政策を考える-国家の役割から-」 安田 三江子(花園大学)
「社会政策としての社会福祉政策を考える-地方自治体の役割から-」 渡邊(福富) 恵美子(京都市みぶ身体障害者福祉会館)
「新自由主義と福祉政策-韓国の『生産的福祉』からの一考察-」 金 成垣(東京大学大学院生)<自由論題・第4会場 公衆衛生と社会福祉>
「英国における近年の公衆衛生政策の展開-イングランドを中心に-」 松田 亮三(立命館大学)
「貧困への公的対応とジェンダー」 川原 恵子(文京学院大学)
「五泣百笑の奉行・川路聖謨の愛民思想」 久田 俊夫(名古屋経済大学短期大学部)<自由論題・第5会場 ヨーロッパの社会政策>
「ドイツ福祉国家再編をめぐる論議の動向」 森 周子(一橋大学大学院生)
「ウィリアム=ベヴァリッジの社会福祉理論と我が国の社会保障」 柏野 健三(東京福祉大学)
「職業訓練政策と技能形成・能力開発-イギリス NVQs を題材に-」 長尾 博暢(京都大学大学院生)<自由論題・第6会場 労働>
「戦前の日本の女性たちは家のために働いていたのか?─明治40年代の大阪府泉南地方の事例を中心に─」 荻山 正浩(千葉大学)
「ワーカーズ・コレクティブによる高齢者介護労働の経済的自立の可能性」 小林 治子(龍谷大学大学院生)
「労働と教育の交錯─大学院修士課程における社会人教育のその後─」 平尾 智隆(立命館大学大学院生)