社会政策学会 第27期(2002年〜2004年)幹事会記録


*第1回
2002.5.25
*第2回
2002.5.26
*第3回
2002.7.13
*第4回
2002.10.19
*第5回
2002.10.18
*第6回
2002.10.19
*第7回
2002.10.20
*第8回
2003.1.25
*第9回
2003.3.28
*第10回
2003.5.16
*第11回
2003.5.17
*第12回
2003.5.18
*第13回
2003.7.5
*第14回
2003.10.3
*第15回
2003.10.4
*第16回
2003.10.5
*第17回
2004.1.24
*第18回
2004.3.30
*第19回
2004.5.21
*第20回
2004.5.22

第1年度(2002年5月〜03年4月)

第1回幹事会議事録

日時:2002年5月25日(土)13:20〜14:00
場所:日本女子大学目白キャンパス百年館504会議室
出席者:上井喜彦(旧代表幹事)、大沢真理、上掛利博、木村保茂、熊沢誠、伍賀一道、猿田正機、下山房雄、関口定一、富田義典、中川清、野村正實、松丸和夫、森建資、森ます美、鷲谷徹(以上選挙幹事)、伊藤セツ(会計監査) 
計17名

議題:
1.新幹事の役割分担と推薦幹事の選出
上井喜彦前代表幹事の司会によって幹事会を始め、森建資幹事を代表幹事に選出した。その後退席した上井前代表幹事に代わって森代表幹事の司会によって、選挙によって選ばれた16名の幹事の役割分担と8名の推薦幹事につき議論を交わし、以下のような役員体制を決定した。
代表幹事 森建資  東京大学大学院経済学研究科
幹事・春季大会企画委員長  武川正吾  東京大学大学院人文社会系研究科
幹事・春季大会企画副委員長  木本喜美子  一橋大学大学院社会学研究科
幹事・秋季大会企画委員長  上掛利博  京都府立大学福祉社会学部
幹事・秋季大会企画副委員長  久本憲夫  京都大学大学院経済学研究科
幹事・学会誌編集委員長  松丸和夫  中央大学経済学部
幹事・学会誌編集副委員長  深沢敦  立命館大学産業社会学部
幹事・国際交流小委員  埋橋孝文  日本女子大学人間社会学部
幹事・国際交流小委員  鷲谷徹  中央大学経済学部
幹事・日本経済学会連合評議員  森ます美  昭和女子大学短期大学部
幹事・日本経済学会連合評議員  岩田正美  日本女子大学人間社会学部
幹事・ホームページ担当幹事  関口定一  中央大学商学部
幹事・本部校  佐口和郎  東京大学大学院経済学研究科
幹事 木村保茂  北海道大学大学院教育学研究科
幹事 野村正實  東北大学大学院経済学研究科
幹事 中川清  慶応義塾大学経済学部
幹事 大沢真理  東京大学社会科学研究所
幹事 猿田正機  中京大学商学部
幹事 伍賀一道  金沢大学経済学部
幹事 熊沢誠  甲南大学経済学部
幹事 下山房雄  下関市立大学
幹事 富田義典  佐賀大学経済学部
幹事 五十嵐仁  法政大学大原社会問題研究所
幹事 橋元秀一  國學院大學経済学部
会計監査 伊藤セツ  昭和女子大学女性文化研究所
日本学術会議経済政策研究連絡委員会委員  遠藤公嗣  明治大学経営学部
日本経済学会連合英文編集委員  小笠原浩一  埼玉大学経済学部

2.学会賞選考委員会委員の選出
  すでに委員として選ばれている中川清会員、三富紀敬会員、伊藤セツ会員のほかに熊沢誠会員、田中洋子会員を委員に選出した。熊沢会員、田中会員の任期は2年である。
学会賞選考委員会委員
   中川清    慶応義塾大学経済学部
   三富紀敬   静岡大学人文学部
   伊藤セツ   昭和女子大学女性文化研究所
   熊沢誠    甲南大学経済学部
   田中洋子   筑波大学社会科学系

3.社会政策学会史小委員会委員の選出
  中川清会員から小委員会につき説明がなされ、新たに上井喜彦会員、玉井金吾会員、久本憲夫会員を委員に選出した。
社会政策学会史小委員会 
   佐口和郎   東京大学大学院経済学研究科
   中川清    慶応義塾大学経済学部
   高田一夫   一橋大学大学院社会学研究科
   上井喜彦   埼玉大学経済学部
   玉井金吾   大阪市立大学経済学部
   久本憲夫   京都大学大学院経済学研究科



第2回幹事会議事録

日時:2002年5月26日(日)11:30〜13:00
場所:日本女子大学目白キャンパス百年館504会議室
出席者:五十嵐仁、大沢真理、木村保茂、熊沢誠、伍賀一道、佐口和郎、猿田正機、関口定一、下山房雄、富田義典、森建資、鷲谷徹(以上幹事)、伊藤セツ(会計監査)、遠藤公嗣、上井喜彦(以上オブザーバー) 計15名

議題:
 1.新入会員の承認について
  新入会員の新規申し込みはなかった。
 2.日本学術会議について
  遠藤公嗣日本学術会議経済政策研究連絡委員と伊藤セツ会員より学術会議に関して状況説明がなされた。秋の大会に学術会議会員の候補者を推薦することなどを確認した。
 3.105回大会について
  猿田幹事より105回大会の準備状況の報告がなされた。
 4.ホームページについて
  関口幹事より、学会ホームページは現在二村一夫会員にお願いして、大原社会問題研究所のサーバを借りる形で公開しているが、サーバの移動を含め今後の管理運営のありかたを検討する必要があるので、現管理者の二村会員と相談しながら、具体策を検討したい、との報告がなされた。併せて、当面のHP運営にあたっては、メイリングリストを活用するなどして、学会の各種情報やデータが直接の管理担当者に可能な限りスムースに伝達される体制をつくりたい、また、学会ホームページの果たしている役割を認識して、幹事会としてホームページのあり方に常に関心を持ってほしい、との要望がなされた。さらに、HPに学会誌の目次の遡及データを掲載するための経費の支出について話し合われ、幹事会としては、関口幹事に人件費の見積もりの提出を次回以降お願いした。
 5.次回幹事会の議題と日程について
  森代表幹事より、次回幹事会の議題として、@104回大会の総括(開催校)、A105回大会の準備状況(開催校、秋季大会企画委員会)、B学会誌編集委員会報告、C106回大会企画案(春季大会企画委員会)、D学術会議について、などが予定されているとの報告がなされ、7月6日、7月13日のいずれかに幹事会を開催することとした。


第3回幹事会記録

日時:2002年7月13日13:00〜16:00
場所:東京大学大学院経済学研究科
出席:五十嵐、上掛、木本、伍賀、佐口、関口、中川、橋元、深沢、松丸、森建資、森ます美、鷲谷、伊藤、遠藤
欠席:岩田、埋橋、大沢、木村、熊沢、猿田、下山、武川、富田、野村、久本

1. 前回議事録確認
  前回議事録を確認した
2. 新入会員承認
  10名の新入会員を承認した
3. 報告、審議事項
 (1)104回大会総括
  開催校の堀越会員より報告書にもとづいて説明があった。(開催校報告はニューズレター、No.1に掲載)。
 (2)秋季大会企画委員会報告
  秋季大会企画委員長より秋季大会の共通論題については7月と9月に2回検討会を持つ予定であること、自由論題は13件の申し込みがあったことが報告された。また副編集委員長より書評分科会の準備が出来たとの報告があった。また秋季大会開催校より文書による準備状況の報告がなされた。
 (3)秋季大会書評分科会の持ち方について
  副編集委員長より107回大会以降の秋季大会での書評分科会の責任体制を変えて、地域部会が持ち回りで企画を立てるようにしたいとの提案がなされた。秋季企画委員会、編集委員会、地域部会の3者の間でどのように責任を分担するのか、地域部会によっては企画を行う余力がないといった意見が出された。この問題については、さらに検討することにした。
 (4)編集委員会報告
  副編集委員長より8号の編集に関連して本のタイトルを学会の共通論題と違ったものにしたいとの提案があり、今後は編集委員会の提起を受けて代表幹事が幹事に諮った上で決めることにした。また広告の学会誌掲載について議論を交わし、8号については載せない、9号以降については検討すると決めた。
  学会誌改革ワーキング・グループについて意見が出された。 また学会誌の刊行について科学研究費の補助金を申請する件については、今後協議していくことにした。
 (5)春季大会企画委員会報告
  春季大会企画副委員長より106回大会の共通論題を「新しい社会政策の構想(仮題)」としたいとの提案があり了承した。また報告の柱立てが紹介され、それをめぐって意見が出された。
  また従来分科会の座長報告は開催校に出されていたが、今後はこれを企画委員会に出すことにした。
 (6)106回大会の日程について
  2003年5月17日、5月18日の開催を了承した。
 (7)ホームページ担当報告
  ホームページ担当幹事より、今の体制をしばらく継続したい旨の報告があり、了承した。また学会誌の目次を入力する件については、15万ほどの見積もりが出され、予算化の方向で検討することにした。
 (8)学術会議について
  遠藤会員(オブザーバー)より学術会議について配布資料に基づいて説明があった。候補者については前回と同じでよいとの意見が出された。推薦人3名については次回幹事会で決めることにした。
 (9)旅費規程について
  代表幹事より旅費規程案が出され、幹事の幹事会出席と共通論題報告者の準備会出席については旅費の半額補助を2回まで、大会企画委員会出席については半額1回まで、非会員の報告者は全額2回まで支給する方向で旅費規程案を修正し、次回幹事会に提出することにした。


第4回幹事会議事録

日時:2002年9月28日13時より17時まで
場所:東京大学経済学部第1共同研究室
出席:五十嵐、埋橋、上掛、木本、佐口、下山、関口、武川、橋元、深沢、松丸、森建資、森ます美、鷲谷
欠席:岩田、大沢、木村、熊沢、伍賀、猿田、富田、中川、野村、久本、伊藤
〈議題〉
1.前回議事録を確認した。
2.7名の新入会員を承認した。
3.報告、審議事項
@第105回大会について
  秋季大会企画委員長より開催校の中京大学の準備状況とプログラムの訂正について報告があった。
A第106回大会について
 秋季大会企画委員長より7月23日に企画委員会を開き第106回大会の共通論題について成案をみたとの報告があった。これまで柱の一つとして考えていた地域通貨についてはテーマ別分科会で行う予定である。共通論題の第一回の打ち合わせを10月14日に行う。
 大会の日程は、会場校と企画委員会で決めることにした。
B編集委員会より
  編集副委員長より、学会誌8号がほぼ出来た、英文レジュメが一番問題であったとの報告があった。 
 学会誌WGを発足させることにした。
また学会誌改革に関連して年2回の大会開催形式の違い、現行のレフリー一人体制、レフリー期間について問題提起がなされた。
 編集委員長よりいままでのように春季大会の各テーマ別分科会から一本論文を依頼するやり方でよいのかとの問題提起がなされた。また編集委員会にも旅費を出すべきだとの意見が出された。
C学会史小委員会
  佐口幹事より、ともかくも第一歩を進めたいとの報告がなされた。
D日本学術会議について
  会員候補として、大沢真理幹事、選挙人として、伊藤セツ、遠藤公嗣、松丸和夫会員を臨時総会にはかると決めた。
E2003年度予算案について
  佐口幹事より予算案の説明があった。
F秋季大会書評分科会の運営について
  深沢編集副委員長より、最終責任は秋季大会企画委員長が持ち、その下に書評分科会運営委員会を作り編集委員会、地域部会、学会賞選考委員会を参加させたいとの提案がなされた。議論ののち、秋季大会企画委員長の最終責任を認め、その実際の運営方法はそこに一任すること、学会賞選考委員会は関与しないことを決めた。
G予算の総会決定方式の見直し
  2004年度予算以降についてはさらに問題点を検討した上で春季大会の総会にはかると決めた。
H次回以降の幹事会の案内は電子メールのみにて行うことが了承された。なお次回幹事会は10月18日14時より。



第5回幹事会議事録

日時:2002年10月18日14時〜16時
場所:中京大学本館第1会議室
出席:五十嵐、上掛、熊沢、佐口、猿田、下山、関口、武川、富田、中川、橋元、久本、深沢、松丸、森建資、鷲谷
欠席:埋橋、岩田、大沢、木村、木本、伍賀、野村、森ます美、伊藤

〈議題〉
1.前回議事録確認 前回議事録を一応承諾し、正式にはメールで送付されたものを確認することにした。
2.新入会員承認 3名の新入会員を承認した。
3.報告、審議事項
(1)第105回大会について
  猿田幹事より葉書による出欠の報告があった。また会員外の報告者のフルペーパーの印刷に関して問題が提起され、今後は報告者が印刷できないと申し出たときは事務局(本部、大会企画委員会)の責任で作成することにした。
(2)学会誌への学術振興会補助金申請について
  松丸編集委員長より学術振興会の説明会の報告があった。優れた学術研究を行っており、国際的な情報発信を行っていることが評価されるとのことであった。議論の結果本年11月の申請を承認した。

(3)学会誌への広告掲載について
  学会誌への広告掲載について議論を行い10号から広告掲載を認めることにした。
(4)学会誌8号の訂正について
  深澤副編集委員長より8号で編集協力として室住会員と吉村会員の名前を載せたが、居神会員と乗杉会員の間違いであったとの報告がなされた。
(5)秋季大会企画委員会報告
  上掛秋季大会企画委員長より秋季大会でのテーマ別分科会のあり方について報告がなされた。第103回大会より自由論題が個別報告とテーマ別報告の二つに分かれている状態について議論した結果、秋季大会の構成は、これまでの@共通論題、A書評分科会、B自由論題の3本立てから、今後は@共通論題、A書評分科会、B自由論題、Cテーマ別分科会の4本立てにすることを決めた。
 なお、第107回大会は10月4日、5日に下関市立大学で開催されるとの報告がなされた。
(6) 春季大会企画委員会報告
  武川春季大会企画委員長から第106回大会は第1日目に分科会、自由論題、第2日目に共通論題を行いたいとの提案がなされ了承した。また第106回大会共通論題の第1回打ち合わせを10月14日に開き、今後12月、3月に第2回、第3回の、さらに直前に第4回の打ち合わせを行う予定であるとの報告がなされた。また自由論題、テーマ別分科会の公募をすでに行っており、地域通貨に関する分科会については報告者の公募を行っている旨の報告があった。



第6回幹事会議事録

日時:2002年10月19日12時15分〜13時
場所:中京大学センタービル8A
出席:五十嵐、埋橋、大沢、伍賀、木村、佐口、下山、関口、森建資、鷲谷
欠席:岩田、上掛、木本、熊沢、猿田、武川、富田、中川、野村、橋元、久本、深沢、松丸、森ます美、伊藤

〈議題〉
報告、審議事項
(1)部会活動費について
 部会の活動をめぐって議論した。活動に関してガイドラインを作るかどうかを主に議論した。


第7回幹事会議事録

日時:2002年10月20日12時15分〜13時
場所:中京大学センタービル8A
出席:五十嵐、埋橋、木村、熊沢、佐口、下山、関口、富田、森建資、鷲谷、伊藤
欠席:岩田、大沢、上掛、木本、伍賀、猿田、武川、
中川、野村、橋元、久本、深沢、松丸、森ます美

〈議題〉
報告、審議事項
(1)レフリー規程について
 学会誌の刊行助成で複数レフリー制が要求されていることに関連して、レフリー規程について議論を行い、松丸編集委員長の原案にたいして若干の字句の修正を行った。

(2)学会誌への学術振興会補助金申請について
 松丸編集委員長より学術振興会の説明会の報告があった。優れた学術研究を行っており、国際的な情報発信を行っていることが評価されるとのことであった。議論の結果本年11月の申請を承認した。

(3) 若手研究者の就職支援について
 公募情報をホームページに掲載するように会員に呼びかけることにした。若手研究者の業績一覧の作成などの提案もなされ、今後もこの問題を協議することにした。

(4) 次回日程
 第8回幹事会を2003年1月25日(土)13時から開催することにした。



第8回幹事会議事録

日時:2003年1月25日13時〜17時
場所:東京大学大学院経済学研究科第2共同研究室
出席:五十嵐、岩田、大沢、上掛、佐口、関口、武川、中川、橋元、松丸、森建資、森ます美、鷲谷 
欠席:埋橋、木村、木本、熊沢、伍賀、猿田、下山、
富田、久本、野村、深澤、伊藤
〈議題〉
1.前回議事録確認
2.新入会員承認 14名の新入会員を承認した。
3.報告、審議事項
(1) ニューズレターの発行
  ニューズレター第3号が12月に発行されたとの報告があった。
(2) 第105回大会報告
  上掛秋季大会企画委員長より第105回大会について報告があった。大会の経験を踏まえ、自由論題報告を事後的にインターネットの学会ホームページから閲覧できないかとの問題提起がなされ、関口幹事が検討し、次回幹事会で議論することになった。また他の報告についても議論した結果、学会誌の編集のあり方もあるので共通論題報告はホームページに掲載しないことにした。
(3) 編集委員会報告
  松丸編集委員長より学会誌の刊行に対して科学研究費刊行助成を申請するという方針にもとづいて刊行助成申請を行ったとの報告があった。また委員長より、助成を得るためには、国際的情報発信(英文比率の向上)、レフリー規程の充実といった課題があるとの指摘がなされた。これにもとづき議論した結果、第二次審査で複数が審査する本来的なレフリー制度を作る必要があることで意見の一致を見た。春季大会までに新たなレフリー規程案を作る予定である。なお英文サマリーの校閲に対する謝礼の基準を検討することにした。
  また学会誌第9号の編集について報告があり、タイトルを「雇用関係の変貌」とした。
(4) 春季大会企画委員会報告
  武川春季大会企画委員長より第106回大会(一橋大学)について説明があり、共通論題を「新しい社会政策の構想:20世紀的前提を問う」とし、10月14日、12月23日、に続き、3月8日に第3回打ち合わせ会を予定しているとの報告があった。またテーマ別分科会8、自由論題報告者数20人が紹介された。なお公募していた地域通貨の分科会は1年延期し、公募への応募者については自由論題で報告するようお願いしたとの説明があった。
(5) 秋季大会企画委員会報告
  上掛秋季大会企画委員長より、第107回大会(10月4日、5日下関市立大学)の共通論題を「社会政策学と賃金問題(仮題)」にする方向で検討しているとの報告があった。また第109回大会を大阪市立大学で行い、第111回大会は北海道、第113回大会は九州で行う予定であると紹介された。
(6) 予算案の提案
  従来学会予算案を当該年度の前の秋季大会にかけているが、本来は活動方針と一緒に提出すべきなので、春季大会時の総会に活動方針案と一緒に出すことにした。すでに2003年度予算案は第105回大会で承認を得ているので、新しい方式は2004年度予算から適用する。
(7) 部会活動費について
  部会活動費について議論を行い、部会活動費は専門部会、地域部会とも5万円を上限とするという案を中心に代表幹事が次回幹事会で提案を行うことにした。
(8) 旅費規程の文言修正について
  秋季大会時の臨時総会で承認された旅費規程について、総会で指摘された回数制限が年度あたりである点を挿入した規程が紹介された。
(9) 学会賞選考委員会について
  中川幹事より、4月始めに第二回選考委員会を開催するとの報告があった。
(10) 選挙管理委員会の発足について
  森代表幹事より、選挙管理委員会の発足に向けて準備を始めたいとの報告がなされた。
(11) 選挙管理委員会の発足について
  森代表幹事より、日本学術会議のあり方をめぐって議論がなされている件が紹介された(ニューズレター第3号参照)
(12) 日本経済学会連合
  岩田幹事より、日本経済学会連合の評議会に出席したとの報告があった。
(13)次回日程
  次回幹事会を3月28日に開催することにした。



第9回幹事会議事録

日時:2003年3月28日(金)13時〜17時
場所:東京大学大学院経済学研究科第2共同研究室
出席:五十嵐、岩田、埋橋、大沢、木本、伍賀、佐口、下山、関口、武川、橋元、久本、深澤、松丸、森建資、伊藤
欠席:上掛、木村、熊沢、猿田、富田、中川、野村、森ます美、鷲谷
〈前回議事録確認〉
〈新入会員承認〉
 11名の入会を承認した。

〈報告審議事項〉
 1.2002年度決算報告(暫定)
  佐口幹事より、2002年度決算の暫定的な報告がなされ、会費納入率が若干減少している、大会参加費は予算を上回った、支出はほぼ予定通りであったといった指摘がなされた。また、2003年度予算の執行について大会費の収支報告をお願いしたい、部会活動費を部会活動のガイドラインに連動させたいといった要望が出された。
 2.編集委員会報告
  松丸編集委員長より、学会誌第9号の発行と第10号の自由投稿への募集が11本に上ったとの報告がなされた。また編集上の問題として校正、英文サマリーの校閲、原稿締め切り、定価、編集委員会体制といった編集上の問題が紹介され、議論の後、英文サマリーの校閲料として3万円の支出と締め切りに遅れた原稿の不掲載を決めた。また、依頼論文についても学会誌発行後1年以内の転載を抑制するようお願いすることにした。さらに、定価については代表幹事と編集委員長で協議することと編集委員会メンバーの補充を認めた。
 3.春季大会企画委員会報告
  武川春季大会企画委員長より、第106回大会のプログラムの紹介が行われ、今回は分科会の議論に十分な時間を取れるようにした時間配分を実施したとの報告があった。
 4.第106回大会開催校報告
  実行委員長の一橋大学・藤田会員より、プログラムは4月11日に発送する予定であるといった大会の準備に関する報告がなされた。
 5.秋季大会企画委員会報告
  上掛秋季大会企画委員長が欠席のため、代表幹事より説明があり、急いで共通論題の報告者を確定することにした。
 6.日本学術会議について
  第19期の会員選挙が実施されることが紹介された。
 7.大学評価委員会評価委員候補者の推薦について
  熊沢、木本両幹事を推薦した旨報告があった。
 8.第108回大会の開催校ならびに開催日について
  第108回大会が2004年5月22日(土)、23日(日)に法政大学多摩キャンパスで開催されることになった旨報告があった。
 9.選挙管理委員会の発足について
  社会政策学会の次期(2004-2006年期)役員(幹事及び会計監査)選挙を実施するための選挙管理委員として、関東・甲信越ブロック:岩田正美幹事、関西・東海ブロック:伍賀一道幹事、九州・中国四国ブロック:下山房雄幹事に委嘱することとした。また北海道・東北ブロックについては木村幹事に相談することとした。
 10.2003年度活動方針について
  2003年度の活動方針案をめぐって議論した。学会への女性の参加をさらに促進するために、学会大会時に保育室を設置したり、若手研究者の実態を調べたりするといった案が出された。
 11.部会活動費の支出をめぐるガイドライン
  部会活動費の支出に関するガイドラインを協議し、ニューズレターに掲載することとした(ニューズレター第4号、通算第34号掲載)。
 12.レフリー規程
  編集委員会レフリー規程について編集委員長より出された原案を協議した。
 13.ホームページについて
  学会ホームページについて議論し、大会での自由論題・分科会報告のホームページ掲載を認めることにした。また秋季大会までに英文ホームページの作成の準備を行うこととした。
 14.国際交流について
  国際交流のあり方について議論した。
 15.幹事交代について
  鷲谷幹事の長期留学に伴い幹事を交代することとし、候補者を挙げた(その後第1候補者の大森真紀会員が幹事に就任した)。
 16.次回幹事会の日程
  次回幹事会を5月16日に開くこととした。



第10回幹事会議事録

日時:2003年5月16日(金)14時〜17時
場所:一橋大学西キャンパス本館特別応接室
出席:五十嵐、岩田、埋橋、大沢、木本、木村、熊沢、伍賀、佐口、下山、関口、武川、富田、橋元、久本、深澤、松丸、森建資、森ます美、伊藤
欠席:大森、上掛、猿田、中川、野村

〈前回議事録確認〉
〈新入会員承認〉
 13名の入会を承認した。

〈報告審議事項〉
1.学会現勢報告
代表幹事より、学会員の現勢について、5月6日現在で、一般会員860名、院生会員133名、名誉会員24名、寄贈会員1名、合計1018名であることが報告された。
2.春季大会企画委員会報告
武川春季大会企画委員長より第106回大会共通論題と第108回大会共通論題の準備状況が紹介され、第108会大会開催校である法政大学の会員に企画委員をお願いする旨の報告がなされた。
3.第106回大会開催校報告
 木本幹事より、大会の準備状況が報告された。
4.2002年度決算報告
 佐口幹事より2002年度決算報告について、会費納入率が低い、大会参加費が予算よりも多い、予算が秋に作られているために繰入金が変則的であるといった説明がなされた。
5.会計監査報告
 伊藤監事より5月12日にワールドプラニングにおいて監査した旨の報告がなされた。
6.学会賞選考経過報告
 熊沢学会賞選考委員長より学会賞の選考経過について説明があり、学会奨励賞を小笠原浩一著『労働外交』とする旨報告があった。
7.編集委員会報告
 深澤副編集長より、学会誌第10号の編集について報告があり、自由投稿11本の審査結果が紹介された。またレフリー規程案に関する松丸編集委員長の説明をめぐって議論した。
8.秋季大会企画委員会報告
 久本秋季大会企画副委員長より4月2日に秋季大会企画委員会を開催し、第107回大会の共通論題として「社会政策学と賃金問題」を取り上げ、その打ち合わせ会を6月27日に東京で行うとの報告がなされた。
 また第107回大会の構成として、10月4日(土)の午前中に書評分科会、午後にテーマ別分科会と自由論題を、10月5日(日)に共通論題を開く予定であるとの説明があった。
9.日本学術会議について
 学術会議会員選挙の結果に関して、遠藤学術会議経済政策研連委員からの手紙が紹介され、伊藤監事、松丸幹事から補足的な説明があった。
10.部会活動費について
 部会活動費について質疑があり、5万円の部会活動費の範囲で分科会の座長(会員、非会員を問わず)に旅費を支給できることを確認した。
11.国際交流について
 国際交流について埋橋幹事から説明があった。
12.会費督促について
 会費滞納者については分割払いを認め、退会者については7月の幹事会で議論することにした。
13.名誉会員について
 名誉会員の推薦について代表幹事より説明があった。



第11回幹事会議事録

日時:2003年5月17日(土)12時〜13時
場所:一橋大学1209番教室
出席:五十嵐、木村、熊沢、伍賀、佐口、猿田、関口、富田、中川、森建資、伊藤 
欠席:岩田、埋橋、大沢、大森、木本、上掛、下山、武川、橋元、野村、久本、深澤、松丸、森ます美

〈報告審議事項〉
1.国際交流について
  国際交流の現状について協議し、現在会費を納めているヨーロッパ社会保障研究所(European Institute of Social Security)については分担金が大きく、学会として加盟する必要はないといった理由から退会することにした。今後は会員が国際交流の情報を学会に知らせ、それを会員に情報として流してはどうかといった意見が出された。また学会大会で報告を申し込む場合には英文のタイトルも併記してそれを学会ホームページに載せるといった案も出された。
2.学会賞選考委員の交代
  学会賞選考委員の任期満了に伴う委員の交代について議論し、候補者を選定した。



第12回幹事会議事録

日時:2003年5月18日(日)12時〜13時
場所:一橋大学1209番教室
出席:岩田、大森、五十嵐、埋橋、上掛、佐口、猿田、関口、久本、森建資、森ます美、伊藤
欠席:大沢、木村、木本、熊沢、伍賀、下山、武川、富田、中川、橋元、野村、深澤、松丸

〈新入会員〉
 3名の新入会員を承認した。

〈報告審議事項〉
1.学会賞選考委員の交代について
  任期満了の伊藤セツ委員、三富紀敬委員、中川清委員にかわって、富田義典会員、宮本太郎会員、大森真紀会員に選考委員をお願いすることにした。任期は2年である。
 学会賞選考委員会委員
  熊沢誠(委員長) 甲南大学経済学部
  田中洋子     筑波大学社会科学系
  富田義典     佐賀大学経済学部
  大森真紀     早稲田大学社会科学部
  宮本太郎     北海道大学法学部 
2.ホームページについて
  関口幹事より、2003年度予算に基づく学会誌データの入力作業で若干の見込み違いから予算を5万円オーバーしたことが報告され、これを来年度予算で払うことで了承した。また来年の春の大会から自由論題の申請については申請書をホームページに載せてそれをダウンロードして申請してもらうこと、英文ページについてはトップページから徐々に進めることにした。
3.国際交流について
  今後、春、秋の大会で国際交流分科会を設けることとした。また埋橋幹事より、国際交流について7月の幹事会で具体案を出したいとの報告があった。
4.次回幹事会
  次回幹事会を7月5日に開くこととした。



第13回幹事会議事録

日時:2003年7月5(土)13:00-17:00
場所:東京大学経済学研究科棟第2共同研究室
出席:大森、五十嵐、埋橋、上掛、木本、武川、橋元、松丸、森建資、森ます美、
オブザーバー出席:高田
欠席:岩田、大沢、木村、熊沢、伍賀、佐口、猿田、下山、関口、富田、中川、野村、久本、深澤、伊藤
〈前回議事録確認〉
〈新入会員:13名の新入会員を承認した〉
〈報告審議事項〉
1.第106回大会開催校報告
 開催校であった一橋大学の高田会員より第106回大会の実施状況について報告が行われた。(詳細はニューズレター第6号参照)
2.秋季大会企画委員会報告
 上掛秋季大会企画委員会委員長より、第107回大会の準備状況として、大会スケジュールが明らかにされ、共通論題の第1回検討会を6月27日に昭和女子大で持ったことが紹介された。応募によるテーマ別分科会のうち「草の根の運動と社会政策」については応募がなかったので今回取りやめることにし、「最低賃金制度の国際比較」は応募がなかったが、企画委員会で組織して分科会を持つことにしたとの報告がなされた。第107回大会のプログラムは8月18日に発送し、共通論題については250、テーマ別分科会については100、自由論題については70のレジュメを用意することにした。また会場の変更があった場合は、当日掲示するとともに、ホームページにも掲載することにした。
3.女性学会活動支援に関連して
 大会報告に関連して大会時に保育室を設置するかといった問題が議論され、第106回大会時に行った女性学会活動支援アンケートの結果が紹介された。業者に任せて受益者負担とする、あるいは近隣の保育所を紹介するといった提案や、管理責任をどうするかといった問題点の指摘がなされた。
4.編集委員会報告
 松丸編集委員長より学会誌第10号の9月刊行、第11号の編集状況が報告された。また学会誌改革の検討課題について議論し、投稿規程とレフェリー規程を承認した。また非会員執筆者への謝礼と献本を認めた。
5.春季大会企画委員会報告
 武川春季大会企画委員長より、春季大会企画委員会の年次報告が紹介され、第108回大会の共通論題のテーマを「社会政策における〈世代〉の視点―〈若者〉問題を中心にー」としたいとの提案がなされた。幹事会はこれを了承したのち、報告者をめぐって議論した。
6.保健医療福祉部会について
 専門部会として保健医療福祉部会を設立することを承認し、その参加呼びかけをニューズレター第6号に掲載することにした。
7.国際交流について
 埋橋幹事より、第107回大会で第二回目の国際交流分科会を持つ予定であり、報告者の旅費を日本経済学会連合に申し込んだとの報告が行われた。また第108回大会での国際交流も計画中であることが明らかにされた。
8.会員の退会について
 会則第9条の規定に従って退会者を決定した。
9.次回幹事会
 次回幹事会を10月3日に開くこととし、それ以前に重要議題が生じた場合は9月6日に幹事会を開くこととした。



第14回幹事会議事録

日時:2003年10月3日(金)17:00-19:00
場所:下関市立大学214番教室
出席:岩田、五十嵐、埋橋、上掛、木村、木本、熊沢、佐口、猿田、下山、武川、富田、中川、橋元、久本、深澤、
松丸、森建資、森ます美
欠席:大沢、大森、伍賀、関口、野村、伊藤
〈前回議事録確認〉
〈新入会員の承認〉
12名の新入会員を承認した。
〈報告審議事項〉
1.現況報告
 代表幹事より9月25日現在の会員数は普通会員861名、院生会員139名、名誉会員25名、合計1025名であるとの報告があった。
2.日本学術会議について
 松丸幹事(経済政策研究連絡委員)より2回の準備会の後、9月に経済政策研究連絡委員会が発足したこと、2004年3月30日に研究連絡委員会のシンポジウムがおこなわれる予定であるとの報告がなされ、第3セッション「環境と生活基盤」に報告者を推薦すること、将来の研連のあり方などをめぐって議論をおこなった。
3.秋季大会企画委員会報告
上掛秋季大会企画委員長より、第107回大会の自由論題の報告希望者のうち2名が会員ではなかった件を処理したこと、書評分科会の報告者に変更があることが報告された。また第109回大会については、2004年10月16日(土)、17日(日)の両日、大阪市立大学で開催する予定であり、共通論題の話し合いを2003年10月4日から話し合うとのことであった。また第111回大会は北海道地域で、第113回大会は九州地域でおこないたいとの表明がなされた。さらに委員長より秋季大会の今後のあり方について議論するように要請があった。
4.春季大会企画委員会報告
武川春季大会企画委員長から第108回大会(法政大学)の共通論題「若年層問題の現状と課題」の報告者(宮本みち子、耳塚寛明、松丸和夫、布川日佐史)による第1回準備会を9月5日に開き、第2回準備会は12月25日に予定しているとの報告があった。さらに、同大会の日程としては第1日目(2004年5月22日)にテーマ別分科会と自由論題報告を行い、2日目(5月23日)に共通論題報告といった形式をとること、また自由論題と分科会の応募をおこなうとの報告がなされた。
5.臨時総会の議長
 10月4日に予定されている臨時総会の議長を五十嵐幹事にお願いすることになった。
6.学会賞の選考について
熊沢学会賞選考委員長より今後の学会賞選考委員会の規約改正に向けて、既受賞者の扱いをどうするかについて問題提起があり、議論した。
7.労働組合部会の設立について
労働組合部会を設立したいとの希望について、発起人がまだ揃っていないために、正式には発起人が揃った段階で設立を承認すると決定した。
8.秋季大会の持ち方をめぐって
 代表幹事より秋季大会の持ち方に関する問題提起があり、秋季大会運営の負担が大きい、秋季は論争や政策を中心に共通論題を設けてはどうか、企画委員会の構成を春季と同じにしてはどうかといった議論が出された。
9.大会参加費について
非会員が大会の分科会で報告する場合には、参加費をとらないと決めた。
10.選挙管理委員会報告
木村選挙管理委員長より次期役員選挙の結果について報告があり、2名が関東・甲信越ブロックの8位になり、抽選をおこなったところ、当選した会員が会計監査にも選出されたという事態の取り扱いについて協議し、2つの役員ポストに当選した場合は得票数の多い職に就くとの案を採択した。



第15回幹事会議事録

日時:2003年10月4日(土)11:40-13:00
場所:下関市立大学214番教室
出席:岩田、五十嵐、埋橋、上掛、木村、木本、佐口、猿田、下山、武川、久本、松丸、森建資、森ます美
欠席:大沢、大森、熊沢、伍賀、関口、富田、中川、野村、
橋元、深澤、伊藤
オブザーバー参加:阿部、小野塚、佐藤眞(いずれも秋季大会企画委員)
〈報告審議事項〉
1.大会参加費について
 下山幹事より非会員の大会参加費について問題提起があり、共通論題報告者、テーマ別分科会報告者、書評分科会報告者の場合は参加費を取らないこと、地元の招待者については開催校の判断にゆだねることを決定した。
2.秋季大会の持ち方について
 第14回幹事会に続いて秋季大会の持ち方についての議論をおこなった。



第16回幹事会

日時:2003年10月5日(日)12:00-13:00
場所:下関市立大学226番教室
出席:五十嵐、埋橋、熊沢、武川、富田、深澤、松丸、
森建資 
欠席:岩田、大沢、大森、上掛、木村、木本、伍賀、佐口、
猿田、下山、関口、中川、野村、橋元、久本、森ます美、伊藤
〈報告審議事項〉
1.国際交流について
韓国社会政策学会からの大会参加の呼びかけを協議した。つづいて、埋橋幹事より(1)国際交流委員会の構成について今後は正副委員長は幹事から選ぶべきである、(2)欧米だけでなくアジアとの交流も追及すべきである、(3)会員から国際交流の情報を得るべきである、(4)将来ウェブ・ジャーナルなども考えてみてはといった案が提起され、議論した。
2.労働組合部会について
発起人が集まったため、労働組合部会の設立を承認した。また大原社会問題研究所の鈴木玲会員が事務局を担当するとの報告があった。
3.女性・若手の学会活動支援について
代表幹事より、女性会員の活動を支援するために学会員などに占める女性会員の割合を公表するなどの案が紹介された。
4.秋季大会の持ち方について
第15回幹事会に続いて秋季大会の持ち方について議論をおこなった。
5.次回幹事会について
次回幹事会を2004年1月24日に開催することに決めた。


第17回幹事会議事録

日時:2004年1月24日(土)13:00-17:00
場所:東京大学経済学研究科棟第2共同研究室
出席:五十嵐、大森、埋橋、佐口、猿田、関口、武川、富田、中川、久本、深澤、松丸、森建資、伊藤 
欠席:岩田、大沢、上掛、木村、木本、熊沢、伍賀、下山、
野村、橋元、森ます美、
〈議事録確認〉
第14回、15回、16回幹事会の議事録を確認した。
〈新入会員の承認〉
12名の新入会員を承認した。
〈報告審議事項〉
1.秋季大会について
久本秋季大会企画副委員長より109回大会共通論題につき、テーマを「少子化・家族・社会政策」(仮)とし、報告者を津谷典子(慶應義塾大学、非会員)「少子化の人口学的な背景と将来推計―国際比較の観点から」(仮、以下論題はすべて仮)、所道彦(大阪市大)「イギリスと日本の家族政策―ひとり親を含む多様な家族政策」、川口章(追手門大)「少子化と女性労働」、服部良子(大阪市大)「ILO家族的責任条約と日本の少子化」としたいとの提案がなされ、承認された。
 また書評分科会については久本副委員長より、労働と社会福祉のそれぞれで3,4本取り上げて、著者に出席してもらって議論したいとの報告がなされた。
2.春季大会について
武川春季大会企画委員長より、第108回大会の企画案が紹介され承認された。共通論題は「若者―長期化する移行期と社会政策」、報告者は宮本みち子(千葉大)「若年層をめぐる社会問題の今日的状況」(仮、以下論題はすべて仮)、耳塚寛明(お茶の水女子大)「揺れる学校の機能と職業社会への移行」、松丸和夫(中央大学)「労働市場における若年層」、布川日佐史(静岡大)「若年貧困と社会保障の課題」であり、3月に準備会を開くとの報告があった。分科会の申し込みは9本、自由論題の申し込みが27本であることも報告された。
3.編集委員会報告
松丸編集委員長より学会誌第11号の編集は順調に進んでおり、タイトルを「新しい社会政策の構想―20世紀的前提を問う」とすること、また昨年度に続いて刊行助成金の申請を行ったとの報告があった。また深澤副委員長より学会誌12号の編集状況について6本の自由投稿論文があったとの報告がなされた。
4.日本学術会議について
松丸幹事(経済政策研究連絡委員)より、経済政策研連の性格について説明があった。今後学会が学術会議でどのように活動すべきかについて今後考える必要があるとの指摘があり、会員が他学会にどのように係わっているのかを調べることになった。
5.2003年度予算の執行状況について
佐口幹事より、2003年度予算の執行状況について説明があった。
6.第107回大会をめぐって
第107回大会をめぐって議論し、春季、秋季とも共通論題の趣意書は企画委員会が作成することを確認した。
7.会員業績リストの作成について
五十嵐幹事より業績リストの作成準備状況と第108回大会の準備状況の説明があった。
8.国際交流について
埋橋幹事より昨年12月の韓国社会政策学会大会で埋橋幹事が板東会員とともに報告を行い、今度は第108回大会で韓国から2名を招待するとの報告があった。
また国際交流小委員会を国際交流委員会とし、正副委員長は幹事から選び、委員若干名は会員から選ぶことにした。
9.学会ホームページの今後の運用について
関口幹事より、学会ホームページの現状について説明がなされ、国立情報学研究所にミラー・サイトを運営するとの提案を承認した。また今後の体制としては、学会のメイリングリストについては関口が責任をもち、次期幹事のうちからホームページ担当幹事を選ぶことにした。
10.大会のあり方をめぐって
大会の今後のあり方をめぐって代表幹事より説明があり、議論をおこなった。その結果、書評分科会はおこなわなくてもよいということで合意した。
11.女性会員比率
女性会員が学会員、幹事会、各種委員会で占める比率を公表することになった。
12.次回幹事会
次回幹事会を2004年3月30日に開催することにした。



第18回幹事会議事録

日時:2004年3月30日(土) 13:00-17:00
場所:東京大学経済学研究科棟第2共同研究室
出席:五十嵐、大森、埋橋、上掛、木本、佐口、関口、武川、松丸、森建資、森ます美、 
欠席:岩田、大沢、木村、熊沢、伍賀、猿田、下山、富田、中川、野村、橋元、久本、深澤、伊藤

報告審議事項:
1 議事録の確認 第17回幹事会の議事録を確認した。
2 新入会員の承認 10名の新入会員を承認した。
3 第109回大会の準備状況について 
上掛秋季大会企画委員長より109回大会共通論題について第1回検討会を4月24日に、第2回検討会を7月に開催する予定であること、書評分科会は秋季企画委員会が企画を担当して、労働と福祉の分野のそれぞれで二つの分科会を持ちたいとの趣旨の報告がなされた。
4 第108回大会の準備状況について
 五十嵐幹事より、108回大会のプログラムが4月14日に発送されることや保育所の開設が報告された。また武川春季企画委員長より自由論題は1名が辞退して26本になり、分科会は9本であるとの報告がなされた。また自由論題が多いため、分科会と自由論題発表を同時におこなわざるをえなくなった事情や、大会の報告開始時間を9時45分にしたことが明らかにされた。

5 編集委員会報告
 松丸編集委員長より学会誌11号が無事発行の運びとなり、1600部印刷されたとの報告がなされた。これに関連して、編集委員長より、依頼論文の場合校正時にどこまで文言修正を認めるか、英文サマリーについて執筆者にもネイティブ・チェックを求めている理由を明らかにしておく必要があるといった問題の指摘がなされ、編集委員会で最終案を作成することになった。また著作権については、他の雑誌に載せるのは禁止し、著者の自著への掲載に際しては編集委員会の許可を得ることが確認された。
6 日本学術会議について
 松丸幹事(経済政策研究連絡委員)から、3月28日に学術会議のシンポジウムがあったとの報告がなされた。来年秋には学術会議が大幅に変わるのではないかとの指摘も同時におこなわれた。
7 2003年度決算について
 佐口幹事より、2003年度予算の執行状況について、会費収入で過去の分の回収が順調に進むなど収入が予算額を上回っている点などの説明があった。
8 2004年度予算について
 佐口幹事より、2004年度予算について説明があり、協議の結果、大会開催費を100万円に増額することを決定した。また、非会員の共通論題報告者のフルペーパーの印刷は開催校が行い、印刷費は本部経費から支出することとした。繰越金の額をめぐり議論がおこなわれ、活動強化のための積立金を活動強化基金といった形で新設してはどうかといった提案がなされた。
9 旅費規程をめぐって
 代表幹事より旅費規程の改定が提案され、甲案、乙案の両案が提示された。旅費支給回数をめぐってさまざまな議論がなされ、結局会員については半額自己負担が歯止めになっているという点を考慮して回数を制限しないこととし、非会員については従来の2回の回数制限を3回までに変更した。
10 学会賞選考委員会について
 学会賞選考委員の宮本会員と大森会員の任期につき、それぞれの事情を考慮して在任1年での辞任を認めた。
11 総合企画委員会の設置について
 代表幹事より総合企画委員会規程案が提案され、議論の末、長期計画という文言よりも中期計画の方がふさわしいという意見を入れることとなり、委員会名も企画検討委員会とすることとした。
12 国際交流委員会規程について
 代表幹事より国際交流委員会規程が提案され、文言の修正をおこなって総会に提案することとした。
13 学会ホームページの今後の運用について
 関口幹事より、学会ホームページについて、次期幹事会に責任者をおいて絶えず問題提起をしてほしいとの要望がなされた。
14 2004年度活動方針について
  代表幹事より、2004年度活動方針の骨子が紹介された。



第19回幹事会議事録

日時:2004年5月21日(金) 14:00-17:00
場所:法政大学多摩キャンパス総合棟5階第1会議室
出席:岩田、五十嵐、上掛、熊沢、伍賀、佐口、猿田、関口、武川、富田、松丸、久本、深澤、森建資、森ます美、伊藤 
欠席:埋橋、大沢、大森、木村、木本、中川、野村、橋元

報告審議事項:
1 議事録の確認
  第18回幹事会の議事録を確認した。

2 新入会員の承認 14名の新入会員を承認した。
3 第108回大会の準備状況について
  五十嵐幹事より第108回大会の事前申し込み状況の報告があった。また託児所に2名の申し込みがあったことが明らかにされた。
4 学会現勢報告
  代表幹事より、学会員数が1034名であるとの報告がなされた。
5 総会について
 総会の議事次第を検討し、総会議長に伍賀幹事を推薦することとした。
6 第109回大会について
  上掛秋季大会企画委員長より、第109回大会の共通論題の趣旨が出来上がったこと、共通論題の第1回検討会を4月24日に開いたこと、第2回検討会は7月17日の予定であることが報告された。また書評分科会については労働関係で3冊、福祉関係で3冊をとりあげ、生活保護制度についての分科会を企画委員会主導で進めたいといった説明がおこなわれた。
7 編集委員会報告
  松丸編集委員長より次期編集委員会体制について説明があった。また非会員の執筆者への謝礼をめぐって議論し、謝礼を払うことにした。
8 2003年度活動報告案と2003年度決算案について
  森代表幹事より2003年度活動報告案の説明があり、続いて佐口幹事より2003年度決算についての説明があった。旅費の使い方について議論があり、今後学会旅費を用いる場合、他の資金を同時に使っていない旨の申告をしてもらうことにした。
9 2004年度活動方針案について
  代表幹事より2004年度活動方針案の説明があった。
10 2004年度予算について
  佐口幹事より2004年度予算について説明があり、議論の後、当初案にある研究奨励基金を学会活動推進基金に改称し、大会開催費については開催校に収支に関する報告書を出してもらうことにした。
11 学会賞選考委員会報告
 熊沢学会賞選考委員長より、学会賞の審査結果の報告があり、今回は推薦著作を特に挙げたいとの説明がなされた。また学会賞選考委員の数をめぐって議論した。



第20回幹事会議事録

日時:2004年5月22日(土) 11:30-11:50
場所:法政大学多摩キャンパス518教室 
出席:岩田、五十嵐、埋橋、上掛、木本、熊沢、伍賀、佐口、猿田、関口、武川、富田、中川、久本、森建資、森ます美、伊藤 
欠席:大沢、大森、木村、野村、橋元、深澤、松丸、

報告審議事項:
1 新入会員の承認 2名の新入会員を承認した。

2 総会議題について
 総会議題について最終確認をおこなった。









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