研究会「米国労働史における新動向」
すっきりしない天気が続いていますが、お元気ですか。
早速ですが、「日本アメリカ史協会」の招きで来日されたジュディス・スタインさんをゲスト・スピーカーに迎えて、下記のような臨時セミナーを開きますのでご案内いたします。
スタインさんは、ニューヨーク市立大学の歴史学教授で、アメリカにおける公民権運動の意義や限界に関して、鉄鋼産業の労働史、黒人解放運動史などの分野での実証的な研究をふまえて鋭い問題提起をしてきた女性研究者です。
彼女の近著
Running Steel, Running America: Race, Economic Policy, and the Decline of
Liberalism(Chapel Hill: University of North Carolina Press, 1998)は、「20世紀のアメリカ史を捉えなおす上での転換点」となる、とまで評価(N.リヒテンシュタイン)されています。
私たちのアメリカ労働運動についての認識をさらに深める機会になるかと思いますので、ご出席いただければ幸いです。
日 時:7月9日(月)午後6時〜9時
場 所:東京大学社会科学研究所・中会議室(地下鉄丸の内線、本郷三丁目下車徒歩7分)
テーマ:米国労働史における新動向---人種、資本、グローバル経済
(New Trends in US Labor History ---Race, Capital & Global Economy)
報告者:ジュディス・スタイン(ニューヨーク市立大学教授)
CENTER FOR TRANSNATIONAL LABOR STUDIES
Toda-Daiichi-Kopo-Sankyo #506,
Shimomae 1-14-15, Toda-shi, Saitama- ken 335, Japan
TEL/ FAX : 048-441-4786
e-mail : ctls@clubaa.com
〔2001.6.25 佐口和郎会員報知〕
|