1.本規程は、社会政策学会誌に掲載する自由投稿論文のレフェリー制度について定める。
2. 社会政策学会誌編集委員会(以下編集委員会)は、投稿された論文を第一次審査として複数編集委員が査読し、第二次審査への可否を決定する。
編集委員会は、第一次審査で可とされた論文について、第二次審査に当たる第二次レフェリー(会員を基本とするが必要に応じて非会員も可能)2人を選定し、審査を依頼する。
第二次レフェリーによる論文の審査期間は2ヶ月とする。審査のためにレフェリーに提出される論文原稿については、執筆者の匿名性が保たれるように配慮する。また、レフェリーは匿名とする。
3. 第二次レフェリーに対して編集委員会は、次の要領で審査を依頼する。審査結果の区分として、A評価は学会誌への無条件の掲載、B評価はレフェリーからの訂正・改善要請に応じた修正がなされた場合に掲載、C評価は掲載不可とする。B評価の基準は、およそ1ヶ月の期間内に訂正・改善可能なものとする。
B評価の場合は、訂正・改善すべき内容を編集委員会が投稿者に伝え、論文の改善に活用してもらう。
C評価の場合は、掲載不可となった理由を編集委員会が投稿者に伝える。レフェリーの承諾を得た場合は、審査内容をレフェリーの匿名性を維持しながら投稿者に伝えることができる。
4. 第二次レフェリー2人の審査結果が大きく相違した場合は、編集委員会とレフェリーとの間で個別協議の上、編集委員会が採否の最終判断を下す。
5.編集委員会は、第二次レフェリーの審査結果にもとづいて修正されたB評価論文の学会誌掲載の採否を決定し、その結果を投稿者およびレフェリーに通知する。
6. 非会員のレフェリーに対して、別に定める謝礼を支払う。
〔2003年5月18日幹事会決定〕