社会政策学会交流欄


国際シンポジウムのご案内



社会政策学会会員の皆様

拝啓 
 初秋の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私たち東京−札幌フォーラム2003実行委員会では、各々の所属機関の協力のもとに、
来る10月11日から15日にわたり、国際シンポジウム「東アジア・ヨーロッパ・アメリカ進歩的研究者フォーラム 2003」を開催することとなりました。会期中は、東京・早稲田大学、札幌・北海道大学を会場に、国内外より多数のゲストの参加を得て、多様な議論を展開する計画です。
 皆様には本日、各会場の開催要領をお送り申し上げますので、参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上、FAXにて指定の各事務局までお申し込みください。
 多数の方々のご来場をお待ちいたしております。

敬具


<東京−札幌フォーラム2003 実行委員会>
山口二郎(北海道大学)  宮本太郎(北海道大学)
坪郷 實(早稲田大学)  住沢博紀(日本女子大学)
小川正浩((社)生活経済政策研究所)
ゲプハルト・ヒールシャー(フリードリヒ・エーベルト財団 東京事務所)

<東京−札幌フォーラム2003 事務局>
北海道大学大学院法学研究科附属
高等法政教育研究センター 気付
〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目
TEL/FAX 011(706)4005
E-mail social@juris.hokudai.ac.jp


※この国際シンポジウムに関する情報は、専用HP http://www.global-g.jp/forum2003/にて随時お知らせしてまいります。どうぞご参照ください。





東京フォーラム
「グローバル化とマルティラテラリズム
          ──東アジア・欧・米の進歩的政治をつなぐために」


会場
早稲田大学国際会議場井深大記念ホール(新宿区西早稲田、地下鉄東西線早稲田駅)

プログラム(文中敬称略)

(2003年10月10日(金) 18:00-    司会・パネリスト・報告者打ち合わせ )

10月11日(土) 
 10:15-10:30 開会の挨拶 (15分)
   久塚純一(早稲田大学国際福祉研究所所長、教授)
10:30-11:30 基調報告  (各30分)
    山口二郎(北海道大学教授)
    ポール・ラスムッセン(前デンマーク首相)

11:30-13:00 昼食・休息

13:00-17:00 シンポジウム
「グローバル化とマルティラテラリズム──東アジア・欧・米の進歩的政治をつなぐために」
司会:トーマス・マイヤー(ドルトムント大学教授 ドイツ)
    坪郷實(早稲田大学教授)
パネリスト:(各10分)
    ウィル・マーシャル(進歩的政策研究所[PPI]代表 アメリカ)
    金子勝(慶応大学教授)
    フリッツ・W・シャルプ(元ケルン・マックスプランク研究所所長、教授 ドイツ)
    姜尚中(東京大学教授)
    王長江(中央党学校教授 中国)
 (15:00-15:15   コーヒー・ブレーク)

17:30-   レセプション 国際会議場2F第1会議室
 
10月12日(日)
9:30-12:30 第1セッション(報告各20分)
「アメリカ・リベラル派の再建と東アジア政治」
司 会:新川敏光(京都大学教授)
報 告:篠田徹(早稲田大学教授)
    ジョエル・ロジャース(ウィスコンシン大学教授 アメリカ)
    王長江(中央党学校教授 中国)
討論者:唐亮(横浜市立大学助教授)
     ウィル・マーシャル(進歩的政策研究所[PPI]代表 アメリカ)

12:30-14:00  昼食・休息

14:00-17:00  第2セッション(報告各20分)
「20世紀社会民主主義の総括と展望」

司 会: 小川正浩(生活経済政策研究所専務理事)
報 告: ドナルド・サスーン(ロンドン大学教授 イギリス)
     トーマス・マイヤー(ドルトムント大学教授 ドイツ)
     八木紀一郎(京都大学教授)
討論者:新川敏光(京都大学教授)
     李恩政(ハレ・ヴィテンベルク大学講師 韓国)

備考
1)日英同時通訳あり。
2)プログラム、参加メンバーには、変更が生じる場合がありますのでご了承下さい。

参加申し込み
参加ご希望の方は、「東京フォーラム参加申込書」pdfファイルのマークに必要事項をご記入の上、9月29日までにFAXでお申し込み下さい。お電話でのお申し込みはお受けできません。
  <FAX送り先>早稲田大学国際福祉研究所  FAX:03−5273−2757
  <問い合わせ先>早稲田大学国際福祉研究所 E-mail:tsubogo@waseda.jp





札幌フォーラム■ 
「グローバル化時代のソーシャル・ガバナンス
              ──20世紀社会民主主義を越えて」



会場
北海道大学百年記念会館 (札幌市北区北9条西5丁目)

プログラム(文中敬称略)

10月14日(火) 

9:20-9:40 中間まとめ・開会あいさつ   山口二郎(北海道大学教授)

9:40-12:40 第1セッション
「グローバル化は社会民主主義をいかに変えたか」

司会:中村研一(北海道大学教授)
報告:ボルフガング・メルケル(ハイデルベルグ大学教授 ドイツ)
    ジョエル・ロジャース(ウィスコンシン大学教授 アメリカ)
    住沢博紀(日本女子大学教授)
討論:小川有美(立教大学教授)

12:40-14:00 昼食・休息


14:00-17:00 第2セッション
「新しい福祉国家?社会的排除と社会的包摂」

司 会:大澤真理(東京大学教授)
報 告:エリック・ショウ(スターリング大学上級講師 イギリス)
     J・ゴール・アンダーセン(アールボルグ大学教授 デンマーク)
     宮本太郎(北海道大学教授)
討論者:武川正吾(東京大学助教授)
     アリステール・グリムス(CESC代表 イギリス)

10月15日(水)

9:30-12:30 第3セッション
「開放経済のもとでの福祉国家と労働市場」 

司 会:ボルフガング・メルケル(ハイデルベルグ大学教授 ドイツ)
報 告:フリッツ・W・シャルプ(元ケルン・マックスプランク研究所所長、教授 ドイツ)
     トシュテン・スベンソン(ウプサラ大学助教授 スウェーデン)
     埋橋孝文(日本女子大学教授)
討論者:ドナルド・サスーン(ロンドン大学教授 イギリス)

12:30-14:00 昼食・休息

14:00-17:00 第4セッション
「市民社会の将来とソーシャル・ガバナンス」

司 会:トーマス・マイヤー(ドルトムント大学教授 ドイツ)
報 告:アリステール・グリムス(CESC代表 イギリス)
     マリリン・テイラー(ウエストイングランド大学教授 イギリス)
     ヨハナン・スティリヤン(セーデルテルン大学教授 スウェーデン)
討論者:坪郷 實(早稲田大学教授)

備考
1)札幌フォーラムは英語のみで行われ、通訳はありません。
2)プログラム、参加メンバーには、変更が生じる場合がありますので、あらかじめご承知おきください。

参加申し込み
 参加ご希望の方は、「札幌フォーラム参加申込書」pdfファイルのマークに必要事項をご記入の上、9月29日までにFAXでお申し込み下さい。お電話でのお申し込みはお受けいたしません。
<FAX送り先>北海道大学高等法政教育研究センター  FAX:011−706−4005
<問い合わせ先>    同上
E-mail:academia@juris.hokudai.ac.jp



〔2003.9.13 宮本太郎会員寄稿〕