社会政策学会労働史部会 研究会案内
"Toward a Global Labor History"
社会政策学会労働史部会から、研究会のお知らせです。
社会政策学会労働史部会は、来る10月7日(土)、オーストラリア、フリンダース大学のDavis Plamerさんをゲストに迎えて、研究会を開催します。当日は、Palmerさんから、"Toward a Global Labor History"という題でお話いただき、討論を行う予定です。
David Palmerさんは、現在、フリンダース大学の社会科学部アメリカ研究部門の上級レクチャラーで、主著としては、ニューディールから第二次大戦期のアメリカ北東部造船業における労働組合組織化の過程を分析した、Organaizing the Shipyards:Union Strategy in Three Northeast Ports, 1933-1945 (Cornell University Press, 1998)が、他に、編著として、David Plamer et al. eds., Australian Labour Hitory Reconsidered (Australian Humanity Press, 1999)があります。
今の所、今回の研究会では、"Toward a Global Labor History"というタイトルでお話いただく予定ですが、この中では、世界の労働史の新しいパターンを発見するための具体的な問題提起が行われるはずです。事前にいただいたペーパーを見る限り、特に、Plamerさんは、アメリカ合衆国、日本、オーストラリア、アルゼンチンの4カ国の主要産業における労働運動の展開の比較研究を意図されており、そのため、今回の研究会でも、日本の研究者からのインプットやディスカッションを大いに期待されています。
歴史研究に関心のある方だけでなく、労働の国際比較、そして、特に日本の鉄鋼、造船、自動車、繊維、鉱業などの労働・労使関係に造詣の深い方の参加を大いに期待いたしたいと思います。
なお、会場準備の都合もございますので、参加ご希望の方は、できるだけ事前に関口までご連絡いただければ幸いです。また、事前にいただいているペーパーがございますので、必要な方は関口までメイルでお知らせください。ただし、お送りする方法は、ワード文書をメイルに添付する形式に限定させていただきます。
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David Palmerさんを囲む研究会
日時: 2000年10月7日(土) 13時30分―16時30分
会場: 中央大学市ヶ谷キャンパス 2317号室
最寄駅: 地下鉄 都営新宿線 曙橋下車(A3出口)
(靖国通りに面した、以前のアジア経済研究所の建物です)
テーマ:"Toward a Global Labor History"
報告者: David Palmer (Flinders University)
市ヶ谷キャンパスアクセス:
http://ccs.ic.chuo-u.ac.jp/access.jpg
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関口 定一 (SEKIGUCHI, Teiichi)
中央大学商学部 (Faculty of Commerce, Chuo University)
〒192-0393 八王子市東中野742-1
E-mail: tsekig@tamacc.chuo-u.ac.jp
WWW: http://comp-irh.tamacc.chuo-u.ac.jp
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