『社会政策研究』第2号刊行
(平岡公一会員より)
社会政策学会会員各位
平素よりたいへんお世話になっております。
このたび、『社会政策研究』第2号が刊行されましたので、ご案内申し上げます。この雑誌は、武川正吾会員(東京大学)が、委員長をつとめる社会政策研究編集委員会の編集により、(株)東信堂より発行されているもので、私が、編集委員会事務局を担当しております。(学会誌ではありません。)
第2号の目次は、以下の通りとなっておりまして、「家族・ジェンダーと社会政策」というテーマの特集を組んでいるほか、この号から、投稿論文の掲載を開始し、6本(特集1本、自由論文5本)の論文を掲載しております。ぜひご一読いただき、ご批判、ご教示をいただきたく、お願い申し上げます。
本誌の購入につきましては、つぎの本誌のホームページをご覧いただくか、
(http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~takegawa/jsps/)
東信堂までお問い合わせください。
電話:03-3818-5521
Fax :03-3818-5514
e-mail:tk203444@fsinet.or.jp
ゼミ等のテキスト採用につきましても、東信堂までお問い合わせください。
A5判258頁、定価は、2,318円(税別)です。
第1号(特集『社会政策研究のフロンティア』目次参照)も残部があります。
なお、第3号の投稿論文を募集しております。事前申し込み締め切りは、2002年2月末、論文提出締め切りは2002年4月15日となっております。詳細は、本誌第2号に掲載されておりますが、あらためてこのMLでもご案内させていただきます。
今後とも引き続き、ご指導ご鞭撻ほどお願い申し上げます。
2001年12月18日
お茶の水女子大学
文教育学部社会学研究室 平岡 公一
email: hiraokak@cc.ocha.ac.jp
社会政策研究第2号目次
巻頭言 社会保障における公平性 袖井 孝子
<特集 家族・ジェンダーと社会政策>
解 説 大沢 真理
家族政策研究の現状と課題 下夷 美幸
転換期の家族政策 山田 昌弘
「男女共同参画影響調査」の基本的考え方 大沢 真理
ジェンダー・ポリティックスと選択の自由──フィンランドにおける家族政策の展開
高橋 睦子
ドメスティック・ヴァイオレンスにおける当事者とは誰か
信田さよ子
<自由論文>
「生存の義務」──救護法をめぐる政治過程のレトリック
冨江 直子
「不正受給」の社会学──生活保護をめぐるモラル・パニック
菊地 英明
農村部の育児支援システムと福祉資源の活用──北海道十勝管内芽室町を事例として
青山 泰子
アメリカ福祉改革におけるサービス供給システムの再編成──FPO及びFBOの福祉市場への参入とNPOの危機
木下 武徳
台湾新政権における「国民年金」制度の政策過程──社会保障と政治的不安定要因
高橋 隆
<書評ほか>
立岩真也著『弱くある自由へ』 井口 高志
岩田正美著『ホームレス/現代社会/福祉国家』藤村 正之
社会政策の動向(2000年4月〜2001年3月) 平岡 公一
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