社会政策学会第103回大会案内


大会事務局からのお願い


ここ杜の都仙台も秋が深まり、木々の紅葉も美しい季節になってまいりました。103回大会開催まであと10日ほどになりました。東北部会員と事務局スタッフ一同準備に追われておりますが、まだ出欠の葉書きを出しておられない会員の方もおられるようですので急いで返送してくださるようお願い致します。
なお、仙台空港から会場へお出での方もおられるかと思いますが、仙台空港からリムジンバスを利用し仙台市立病院前で下車されますと、会場の東北学院大学へは徒歩5分ほどです。

東北学院大学 経済学部
齋藤 義博





社会政策学会第103回大会 プログラム

10月20日(土)

9:00 開場・受付 東北学院大学土樋キャンパス6号館一階入り口



書評分科会  10:00〜12:00


〈福祉政策〉 第1会場 5号館1階512番教室

座長 一橋大学・高田一夫
橘木俊詔『セーフティ・ネットの経済学』日本経済新聞社   日本女子大学・埋橋孝文
都留民子『フランスの貧困と社会保護:参入最低所得(RMI)への途とその経験』法律文化社   大阪市立大学・福原広幸
手塚直樹『日本の障害者雇用:その歴史・現状・課題』光生館   中京学院大学・森隆男



〈労使関係〉 第2会場 5号館2階522番教室

座長 中央大学・松丸和夫
平井陽一『三池争議』ミネルヴァ書房   一橋大学・赤堀正成
木下 順『アメリカ技能養成と労資関係:メカニックからのマンパワーへ』ミネルヴァ書房   福島大学・熊沢 透
松村文人『現代フランスの労使関係:雇用・賃金と企業交渉』ミネルヴァ書房   滋賀大学・荒井寿夫



〈女性労働〉 第3会場 6号館2階 621番教室

座長 神戸国際大学・居神浩
塩田咲子『日本の社会政策とジェンダー:男女平等の経済基盤』日本評論社   茨城大学・青山玲
木本喜美子・深沢和子編『現代日本の女性労働とジェンダー』ミネルヴァ書房   川村学園女子大学・柚木理子
熊沢 誠『女性労働と企業社会』岩波書店   昭和女子大学・森ます美


〈社会政策形成史〉 第4会場 6号館3階 631番教室

座長 和歌山大学・乗杉澄夫
木村周市朗『ドイツ福祉国家思想』未来社   九州大学・加来祥男
高橋 弦『ドイツ社会保障成立史論』梓出版社   大阪市立大学・木下秀雄
毛利健三編著『現代イギリス社会政策史:1945−1990』ミネルヴァ書房   大阪市立大学・所 道彦



〈労働市場・賃金〉 第5会場6号館3階 632番教室

座長 秋田経済法科大学・藤本 剛
森 廣正編『国際労働力移動のグローバル化』法政大学出版局   札幌大学・真瀬勝康
イ ミンジン『賃金決定制度の韓日比較』梓出版社   山口大学・横田伸子





昼休み 12:00〜13:00 (幹事会、各種委員会)






テーマ別分科会 13:00〜16:00

テーマ別分科会(1)
「ヨーロッパにおけるホームレス問題への挑戦-Social Exclusionの視点から-」
 5号館1階 512番教室


座長・コーディネーター 都留民子(広島女子大学)
(1)ドイツにおけるホームレス支援政策       嵯峨嘉子(神戸親和女子大学)庄谷怜子(神戸女子大学)
(2)イギリスにおけるホームレス支援政策      中山 徹(大阪市立大学)
(3)フランスにおけるホームレス支援政策      福原広幸(大阪市立大学)
(4)EUレベルにおけるホームレス支援政策     福原広幸(大阪市立大学)




テーマ別分科会(2)
「ファミリーフレンドリーな雇用管理」
 5号館2階 522番教室


座長・コーディネーター  久本憲夫(京都大学)
(1)ファミリーフレンドリー企業と育児支援政策  中村艶子(同志社大学)
(2)育児休業の代替要員問題           脇坂 明(学習院大学)
(3)育児休業が雇用管理に与える影響       冨田安信(大阪府立大学)







個別報告分科会 13:00〜16:45


個別報告分科会(1)「福祉・介護・雇用」13:00〜14:45 6号館2階621番教室

座長 三富紀敬(静岡大学)
(1)塚原 康博(明治大学短期大学) 医療と福祉が生産と雇用を誘発する効果
                    -1995年の産業連関表による分析-
(2)金  銀淑(金沢大学大学院) 保育サービスの供給と利用にみられる都市間格差
                   -韓国の大邱市を事例として-
(3)照内八重子(立正大学大学院) 介護保険導入にともなう福祉施設経営の諸変化



個別報告分科会(2)「労働・社会問題」13:00〜14:45 6号館3階631番教室

座長 長井偉訓(愛媛大学)
(1)中村 弘伸(一橋大学大学院)「家族ぐるみ」闘争の再検討
                  -日鋼室蘭争議を事例として-
(2)千田 忠男(同志社大学)  教師の労働負担
(3)本間 照光(青山学院大学) なぜ社会政策・社会保障論にとって保険理論は必要なのか  -従業員・他人の生命が侵されていく構造-



個別報告分科会(3)「生産システム・格差問題」15:00〜16:45 5号館2階522番教室

座長 橋元秀一(國學院大学)
(1)久野 国夫(九州大学)イノベーション育成型社会経済システムへの転換
                -グローバリゼーション・情報通信革命の分業構造へのインパクト-
(2)浅生 卯一(弘前大学)セル生産方式の展開と特質
              -Reflective Production Systemとの比較を通じて-
(3)松尾 孝一(青山学院大学)学歴達成階層・地域間格差と入試類型



個別報告分科会(4)「マイノリティ問題」15:00〜16:45 6号館2階621番教室

座長 寒川尚周(富士大学)
(1) 大西 祥恵(大阪市立大学大学院) 戦後の被差別部落における就業構造の変化
(2) 渡邊 幸良(富士大学)    ホームレスと日本の社会保障の限界
                   -川崎市の路上生活者聞き取り調査を踏まえて-
(3) 小池 隆生(専修大学大学院)
アメリカ路上生活者対策における市場原理と「ケアの継続」



個別報告分科会(5)「社会保障・ジェンダー」15:00〜16:45 6号館3階631番教室

座長 服部良子(大阪市立大学)
(1)吉田 健三(京都大学大学院) アメリカ401Kの歴史的意義に関する一考察
(2)室住眞麻子(帝塚山学院大学) 家計のジェンダー化と貧困測定
(3)田中 重人(東北大学)    性別階層性からの脱出



臨時総会 17:00〜18:00 8号館4階 841番大教室


懇親会  18:30〜20:30 東北学院同窓会館




10月21日(日)9:30〜16:30
東北大学経済学部川内キャンパス 第一講義室
共通論題
「グローバリゼーションと社会政策の課題」

コーディネーター 玉井金五(大阪市立大学)
座長  相沢与一(高崎健康福祉大学)
    竹内敬子(成蹊大学)

午前の部 9:30〜12:00
グローバリゼーションと地域統合の時代における社会政策の可能性   中村健吾(大阪市立大学)
グローバリゼーションと外国人IT労働者 -アメリカのIT産業におけるH-1B Workers-   夏目啓二(龍谷大学)
通貨危機と民主化過程下のインドネシアにおける労働組合運動   水野広祐(京都大学)


昼休み 12:00〜13:00 (幹事会、各種委員会)


午後の部 13:00〜16:30
21世紀におけるグローバリゼーションと政策・制度課題-アジアにおける日本の挑戦-   井口 泰(関西学院大学)


総括討論(14:00〜16:30)



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